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新国立美術館で千枚近い風景画などを鑑賞しました(続報)

2017年04月16日

港に停泊した船を描いた作品も多かったです。

船は、おそらく自分の人生と重ねて、心の琴線に触れるところがあるのでしょうね。

お寺や、神社の風景を描いた作品の一部です。

全般に感じたのは、絵の中に社会問題を提起した絵や精神的な内容の絵が少なかったように思います。

伐採された大木の根や、老木の生命力などを描いた作品もありましたが、この頁には、いくらか社会性を感じ取った作品です。

左上の作品は工事中ばかりのビル群です。作者が、都市の発展に頼もしさを感じたのか、はたまた、危うさを感じて描かれたのか、どちらか定かではないですが、わたしは持続可能性の観点から、危うさを感じました。

左下の作品名には、たしか福島・・というのがありましたが、描かれているのは外人で、おそらくチェクノブイリのことを描いているのかと感じました。

上中の絵は「過居し方」という作品で、時間の過ごし方、人生の送り方を考えようとしているのかなと思いました。

右上は、「漁船の帰りを待つ犬」とか云った作品名だった思いますが、犬の後ろ姿g印象的です。

中下は、生命のたくましさと有限性を表現しているのかな。

右下は「太陽の子孫5}という作品名で、インカかどこかの少女像を描いたもので、健全性を表現しょうとされたのでしょうか。

写真はあまり撮らなかったですが、工具類、道具類、工場、職人さんなどを描いた作品も目につきました。

作品の数としては、外国の風景も非常に多かった印象です。

やはり外国の風景は、珍しく印象に残ることが多いのでしょうね。

真ん中下の絵は、オランダの運河の風景のように見えますが、日本の都市の風景のようですね。
表参道から、根津美術館への途中の建築物はしゃれた建物が多く、昔の日本的なイメージではないように感じました。(文責:浮田)

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