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推薦図書紹介

ここで取り上げている環境関連書籍は、環境関連団体の方が感銘を受けた書籍を紹介しています。掲載書籍は、随時追加更新していきます。

 水俣病の写真集といえばこの写真集がまず最初に出てくるほどの有名な写真集である。この写真集の特に有名な一枚の写真、母親が水俣病の胎児性患者の娘を抱いて湯船に浸かっている写真「入浴する母子像」である。主人公の上村智子は当時15歳だった。その後智子は21歳で人生を終え、この水俣の象徴の様な写真も現在は公表を控えられている。

全米公開後、大ヒットしているドキュメンタリー映画『不都合な真実』の書籍版。米国の元副大統領が、瀕死の状態にある地球の現状を訴える。日本でも映画公開に合わせて書籍が刊行された。
大統領選の落選後、著者は世界中を回って環境問題に関するスライド講演を行ってきた。書籍も映画も、そのスライドが基になっている。30年以上、研究してきた気候変動問題を中心に、地球環境にかかわる研究成果を収録する。

工業廃液や合成洗剤で河川は汚濁し、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を通じて人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていく……。毒性物質の複合がもたらす汚染の実態は、現代科学をもってしても解明できない。おそるべき環境汚染を食い止めることは出来るのか? 小説家の直感と広汎な調査により、自然と生命の危機を訴え、世間を震撼させた衝撃の問題作!

環境問題の必読書にかならずといっていいほど挙げられる本だ。
DDTやディルドリンといった化学物質の有害性がまだ軽視されていた時代、ひとりの女性が化学物質の危険性を世に問うた、環境問題の原点となる本である…。(出所アマゾン)

 人間と社会を見るにあたって、いちばん大事なことは、「事象の重大性に気づく感性」であり、「本質を見抜く考える力」であり、「全容をとらえる思考の枠組み」である。本書は、戦後公害の原点である水俣病を出発点にして、国内と世界の重要な公害・環境破壊の具体的事件を語りつつ、同時にそれらに内在する本質的問題を解き明かしていく。国家権力の僕に堕した学問の洗脳の場である東京大学で、権力に倚りかからず、立身出世にも企業の利潤追求にも役立たない本質をとらえる学問を、時代状況と呼応させつつ“自主講座”という方法で、学生や研究者や一般市民に語り続けたこの分厚い記録は、30年以上経った今も、宇井氏の肉声が聞こえるような新鮮な響きを持っている。そこには、歳月を超えて普遍性のある、事象の本質をとらえる「感性」と「考える力」と「思考の枠組み」が語られているからだ。(柳田邦男氏推薦)

環境ホルモンの存在を世に知らしめたベストセラーの増補改訂版である。日本での初版刊行は1997年9月だが、その影響はあまりにも大きく、環境ホルモンをめぐる状況は一変してしまった。それをフォローするために、原著者による「『奪われし未来』以後の世界」「未来を奪われないために」「おわりに」の3章と、環境ホルモン学会副会長の井口泰泉による日本の現状についての解説が加えられている。 (出所アマゾン)

古典とはいえ本書が先駆的にならした警笛は、現代社会にもなりひびいていると思われる。 環境問題として公害のイメージは刷新されつつあるものの、いずれにせよ現場の悲惨ともいうべき状況は変わらない。被害者の心の傷はいつまでも癒されることのない埋めようもないものであろう。
本書が明らかにされた当時の実態は、近代化、工業化を進めるにあたっての制約条件として心得ておく問題であることには変わらない。 出所アマゾン)

持続可能な社会の実現に向けさまざまな取り組み・政策措置が必要ですが、とくに環境保全に貢献する活動を社会の隅々に広げるために税制と財政の両方を環境の視点で改革する「税制・財政のグリーン化」が不可欠です。

日本の環境政策の方向性の誤りを、ドイツの例と比べて書いてある。環境問題に詳しくない人でも読みやすく、また具体例が豊富でわかりやすい。日本でも、自治体レベルで、すぐにできそうなことも載っている。環境先進国を目指す地方自治体の長に読んでほしい。(出所アマゾン)

環境問題の実際の取り組みや、街の様子、詳しい説明もあり、参考になる。ただ少し本が古いので現在のフライブルクはまた違っていると思う。

副題が「伝統を捨てた社会の行方」となっているように、日本の伝統的な自然観と暮らし方の復権を説いている。また、環境問題を水と緑(森林)それに土の総合的な視点から捉えることを説いている。

著者は原子力の専門家として、一貫して原発に反対してきた京大原子炉実験所の研究者である。「安全神話 をはじめとして原発にまつわる 「ウソの体系」を批判している。福島原発事故後に出版された。平易でわかりやすい。

著者は、水俣病を世に問うた医師である。公害問題ー水俣問題を弱者に対する犠牲の押し付けという視点から環境問題を技術問題に限定せ ず、社会と人権の問題として考察している。

工場廃水の水銀が引き起こした文明の病・水俣病。この地に育った著者は、患者とその家族の苦しみを自らのものとして、壮絶かつ清冽(せいれつ)な記録を綴った。本作は、世に出て30数年を経たいまなお、極限状況にあっても輝きを失わない人間の尊厳を訴えてやまない。末永く読み継がれるべき<いのちの文学>(出所アマゾン)

誰でも一度は不思議に思う、星の誕生。そして、生命の出現、進化、歴史…その移り変わりを分かりやすく書いた一冊です。環境学、地学、生物学など、さまざまな視点を盛り込みながら、現在に至る長い地球の変化を、ベテランの絵本編集者が、イラストをまじえて紹介します。小学校高学年以上が対象ですが、大人の方が読んでも、充分に楽しめ、また勉強になる本です。

いま必要なのは、風力発電、燃料電池、水素製造装置などの技術進歩および気候安定化の必要性を反映した21世紀にふさわしいエネルギー政策である…。前書「エコ・エコノミー」後の環境的前進、あるいは後退の状況をまとめる。

自然は、嵐の日も、おだやかな日も、夜も昼も、こども達への大切な贈りものを用意している。「沈黙の春」の作者、海洋生物学者のR・カーソンが、小さいこどもの時代に、森の中や、海辺に身を置いて、自然を体で感じさせ、感性を育てることの大切さを書いています。

クマは三つの顔を持つ。雄々しい森の神、人や農作物に被害を与える獣、狩猟の対象としてのクマである。ツキノワグマの研究者として知られる著者が、人のクマの共存する方法について考えさせてくれます。

賢治童話の世界を新鮮な感覚でとらえた絵本。猟に来た2人の紳士が、山奥で忽然と出現した“注文の多い料理店”に誘いこまれ、案内のとおりにすすんでいくと……。不気味な中に痛烈な風刺がこめられた賢治の傑作。

西條八十に「若き童謡詩人の巨星」と賞賛されながら、26歳の若さでこの世を去った金子みすゞ。彼女の死後、その作品は一度は散逸するものの、近年になって再発見された。そして今、彼女の詩は多くの人に感動を与え、静かに人々の心に広がりつつある。
森羅万象をいつくしみに満ちたまなざしで見つめ、見過ごされがちなその本質を見事に表現。金子みすゞが遺した512 編の作品の中から、ACジャパンのC M放送で流された「こだまでしょうか」をはじめ、とりわけ彼女らしさにあふれた百篇を精選。「幻の童謡詩人」の精華を集めた一冊

1986年4月26日。チェルノブイリ原子力発電所で史上最悪の爆発事故が起きました。放射能に汚染された土地では、小児甲状腺ガンが増えつづけています。「ここで、ぼくの医療技術が役立つかもしれない!」現地の悲しい状況を知った菅谷昭医師は、ひとり、ベラルーシで暮らしはじめます。そこで菅谷医師が出会ったのは、病気や放射能への不安を抱えながらも、自分の命を大切にし、明日への希望を胸に、精一杯生きているこどもたちでした。

誰でも一度は不思議に思う、星の誕生。そして、生命の出現、進化、歴史…その移り変わりを分かりやすく書いた一冊です。環境学、地学、生物学など、さまざまな視点を盛り込みながら、現在に至る長い地球の変化を、ベテランの絵本編集者が、イラストをまじえて紹介します。小学校高学年以上が対象ですが、大人の方が読んでも、充分に楽しめ、また勉強になる本です。

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