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-------- 2024年 --------
中川D地区中央部のごみ補足回収と分別計量 その1
2024年03月18日
2月23日中川河口ヨシ原の清掃終了後、午後に一通り状況を点検したところ、D地区中央部に一部取り残しがあったため、3月2日に補足回収しました。
実はその前々日に19mmの降雨があったため、新たに堆積したごみもあると思われましたが、小さくなったゴミもできるだけ逃がさないように回収しました。23日午後点検時のD地区南部小入江3の水際にやや大型のゴミが見られたものの全体的にはきれいになっていましたが、3月2日にはある程度のゴミの堆積が認められました。
水際近くには、新たに堆積したプラごみらしきものが所々に見られました。
半分土に埋まっているゴミはあきらかに取り残しのゴミです。丁寧に掘り起こせば、これまでに年月かけて堆積したゴミがあるのではないかと想像されますが、そこまで徹底することは容易なことではありません。
ヨシの切れ端の下などに小さめのプラごみがあります。これらを丁寧に拾うのにはかなり時間を要する。おそらくかぎられた時間に回収を急ぐと、取り残すことも多くなると思われます。
切れ端の下に隠れていなくても、ヨシの根元をかき分けて小さいプラごみを回収するのも同様です。
このヨシ原がポイ捨てや不法投棄によるプラごみ等の天然のトラップ場所として、また、モニタリング場所としても適した場所であることに関連して、中川の内水位が雨によって高くなったときにヨシ原に入り込んだゴミが、内水位が低下するときにヨシに引っかかったごみが堆積して残るとすれば、ヨシを全部切ってしまうのはまずいのではないかという懸念がありました。
しかし、ヨシの復元も意外に早いのではないかとも思われ、一度考え直す必要があるとも思います。ただし、刈ったヨシの切れ端については、きちんと陸側のしかるべき場所にかためて、ゴミが隠れないように注意する必要もあり、そうなると事前の草刈り作業にもかなり人手が必要になり、昔のように有効に活用されるなら別ですが、悩ましい所です。
陸寄りの場所には雑草の緑の新芽がみられたが、とくに厄介なノイバラの近くなどではゴミを徹底して回収するのはやりにくいものです。
こういったことは、D地区に限らず他のエリアでも同じことが言え、やはり、事前のヨシ刈りのやり方を検討する必要性が感じられます。
写真は3月2日に現場で撮ったものですが、D地区中央部の補足回収ごみは、燃やせるごみ二つ合わせて、8.6kg、燃やせないゴミは約1.9kgでした。一番左側にアル小さめの袋はD地区南部で目についたごみを回収したもので、ほとんどが2月29日の雨で新たに流れれ着いた燃やせるゴミが主で、約1.5kgでした。
当日環境保全センターに搬入したゴミ量は燃やせるゴミ340kg。燃やせないゴミ150kg。合わせて490kgでした。これに補足回収ごみを加えると、それぞれ349kg、152kg合わせて501kgと、2%程度のわずかな増加となります。
先に示した、回収量の減少傾向に大きな影響を与えるものではないことが分かります。
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(その2につづきます)
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