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中川D地区中央部のごみ補足回収と分別計量 その2
2024年03月18日
3月11日に3月2日に補足回収したごみの分別、計量作業を実施しました。
まず、D地区中央部から補足回収した燃やせるごみ2袋と燃やせないゴミ1袋(半分程度)をブルーシートの上に展開し、おおざっぱに種類別に分別して並べ、展開写真を撮影しました。
今回はさほど全量が多くないので、ひさしぶりに、主な種類ごとに、個数と重量を計量しました。
個数の多いものを上げると、手前左の発砲スチロール箱の破片、手前右は同じく食品トレイの破片、中央部のレジ袋も意外に多く、奥の方の内袋・菓子袋など。ペットボトルは意外に少なめです。
個数は重さにはあまり関係しない面がありますが、徐々にマイクロプラスチックとして回収出来なくなることから、回収するのにそれだけ手間がかかるという意味では大事な指標であると言えます。
以下はそれぞれ拡大して、大きめの写真を示します、
発泡スチロール箱の破片とおなじく食品用トレイは同じくらい数が多いです。
ペットボトルは比較的少ない印象です。良く目につきやすいので、清掃活動当日回収されたものが多かったのかもしれません。
レジ袋が意外に多いのが印象的です。その多くが下げる部分のところをくくってあるのが多いです。そして泥が入っていた李、汚れているものが多いです。内袋の数も多いです。
燃やせないゴミ区分のものやかためのプラごみも色んな種類のものがあって、分別が厄介です。使い捨てライターもかなりあるります。ストローもそこそこあります。また釣り具もいくつか見られます。ヨシ原に釣りに来る人もいるのでしょうか。
その上のやや軽い三角形の棒のようなものも、中川河口のゴミの定番ですが、何かの加工くずの産業廃棄物でしょうか。
ボールは相対的にやや少なめです。
計量の結果は、表に示すとおりです。D地区中央部が主ですが、参考までにD地区南部で急ぎ足で回収したごみの個数だけを示しています。この分の展開写真は撮るのを忘れました。
個数を主体に見ますと,一番多いのは、発泡スチロールトレー片が389個、発泡スチロール箱破片が365個、小さなキャンディの袋を含む各種内袋が298個、レジ袋が134個、などです。わずか20m×10m程度の場所からですから、多いですね。
これらを回収するのは、火ばさみで掴むのは難しく、古紙をかがめて指で掴まなくてはなりません。重さは少なくても、そういった手間が係るのが聞題です。
今年は人手不足で、準備から何から大変でした。世話をするNPO団体や地元の環境衛生連合会も高齢化により、徐々に力が落ちてきていて、継続が困難な状況になっています。
常盤海岸西詰は、地元環境衛生連合会常盤支部の方々に努力によって、継続されています。
最も大切なことは、ポイ捨てや不法投棄をなくすることですが、行政としても、もう少し主体的に対策を考えていただきたいものと思います。(M.U.)
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