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-------- 2024年 --------
今年度の中川河口ヨシ原清掃活動の報告、まずは準備段階の報告(その1)
2024年03月04日
清掃活動の準備段階から成果の確認まで、非常に阿久さんの写真を撮りました。同じような写真が何度も出てきますが、記録の意味もありますのでご容赦ください。興味のあるところだけ目を通していただければ幸いです。
準備作業はまず、通路の確保から始まります。1年経つと、ヨシ原にはびっしりとヨシやマコモなどが繁茂して、ごみを拾うにも通り道がありません。それで、まずは人が通れる通り道の確保と、ごみが多くたまっている場所へのアクセスをよくしておく必要があります。道具としては、自動の草刈り機と手動の剪定ばさみの両方が必要です。
年々、仲間の高齢化のため、この作業に気軽に同行してくれる人が少なくなり、1回目の1月11日には草刈り機は故障で、剪定ばさみを持って出かけました。
なお、前日の10日には1mm、1月3日に4.5mmの雨があった程度です。
まずはA地区からですが、トンボ生息代替地の周りは2枚目の写真に示すように、宇部自然保護協会による10月28日、12月3日の草刈りで、きれいに通りやすくなっています。
今回、厚東川から浸透する塩水の流れがわりにあるように見えました。実際、最も西の端の枡まで塩水が流れ込んでいました。1月前半の降雨量はあまりありませんが、淡水の供給の方は、中川内水位が代替地の枡の水位より低く、河川改修工事後は不十分な状況にあります。
毎年刈っている場所は、いくらかその効果が残っています。
A地区からD地区の北端の方への通路はその例ですが、少し入ったところはそれ以上にいつもよりきれいな感じを受けました。
代替地の西側中央あたりかの送電塔の広場には入れる通路がありますが、鉄塔の下も今回は電力会社によってきれいに刈られていました。また、左下の南北を結ぶ通路もきれいにっ刈られていました。右中央の写真はD地区北端へ降りる台場から、すこし雑木を刈れば送電塔の広場に入れることもできるので今後検討できればと思います。
右下の写真は南北の通路の南端に近い所から代替地へ下りる通路として使っていた場所ですが、ササダケに覆われていて、今回はこのままにしておきました。
左上の写真はA地区の西寄りの淡水取り入れ口から東側ポンプ場方向に向かって撮ったものですが、さほど多くのごみは見られません。左下の写真はD地区とA地区の境界辺り、
右上の写真はD地区北側への降り口台上から中川河口に向けて撮ったものですが、こちらも遠目にはさほど多くのゴミは見られません。
左の写真は、A地区からそのまま進んでD地区の北端に下りる台場の近くで、昨年5月にマコモダケのなる外来種のマコモの苗を植えた辺りですが残念ながらもう跡形もありません。
右の2枚の写真はD地区北部から中央部にかけての辺りですが、そこそこのゴミが貯まっていました。
全般にゴミの量はかなり少なめの印象です。(その2)に続きます。
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