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2022年度特別サロン1 話題提供 浮田 その2 プラスチックごみによる環境汚染

2022年09月22日

 バリ島の海岸Kuta beach のプラごみ、ひどい状況である。とくにゴミがたまりやすい場所だと思われるが、それにしてもひどいもの。
1991年ジャワの各地を回ったときも、1996年にバリに観光旅行に行ったときも、さほどプラスチックごみを意識することはなかった。

 グーグルMapで確認したところ、この写真に近い海岸の写真があり、かき集められたごみの山が見える。観光地であるので、清掃活動は行われていると思われる。

プラスチックの使用量は現在でも、途上国を中心に急速に増加しつつあり、世界的に大問題になっていることが理解できる。https://www.businessinsider.jp/post256372?fbclid=IwAR2jPasSo3Hgk0IiIZb56HITAzRTi2AYGpgslmClnMdNvrw9QlqD_yJl8rE

身近な所でも常盤海岸の西詰めは、非常にゴミがたまりやすい海浜である。

今年7月3日に地元環境衛生連合会主催による恒例の清掃活動が行われた
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5921
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5924

ただ残念なことに、こちらで用意した中学生向けのマイクロプラ・ミリプラの回収は 時間の関係で、ほとんど出来ずじまいに終わった。
 参加した中学生へのアンケート結果は以下のまとめている。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5927

 護岸の上に上げられた、ゴミは、後日、海岸管理者の宇部港湾管理事務所を通して、確認したところ、可燃ごみ1490kg、不燃ごみ700kgの合わせて2.19トンは宇部市の処理施設に搬入され、発泡スチロール1トン車1台分はおそらく不燃ごみに含まれているようである。処理料21,300円、10,000円、合計31,300円は免除され、その他業者への運搬手数料49,500円は港湾管理事務所が負担したということである。免除分を含めると80,800円の費用がかかったということになる。

この写真に示すように、これは偶々参加してくれた高校生がゴミとして集めたヨシ屑の袋の中から、個数を数える発泡スチロールを取りだしているところだが、プラスチックだけ回収しようとする場合、せいぜい5cm程度までと限度があるだろう。

付けたりになるが、昨年の経験として、厚東川ダムの少し上のフェンスに大雨のあと大量のゴミが流れ着き、そこから回収されたプラごみなどが大量に保管されていた。
フレコンバッグの中を開けてみてみると、意外に固いプラスチック類が多くて、驚いた。今後このような固いプラスチックについても注意する必要があると思われた。

次にいわゆるマイクロプラスチックであるが、たまたま、この分野の研究の第一人者である東京農工大の高田秀重先生のFBで、お台場海浜公園で微細なプラスチックを自分の目で見てみる実習が行われていて、こちらが、7月3日に中学生にやってもらおうと予定していたこととほぼ同じだったので、意を強くした。

下の写真は海浜の砂に水を加え、スプーンでかき混ぜることで、マイクロプラスチックが浮いてくることを確認されている動画の1部である。

 常盤海岸西詰めの砂で実験してみたが、藻屑等の細片も一緒に浮き上がって、うまくマイクロプラスチックを認識できなかったので、さらに研当が必要である。

 おそらく実習に参加した大学生が拾い集めた微細なプラスチックを、細かい順に並べた写真を掲載されていたことも印象的であった。

 一般市民のレベルで文字通りマイクロプラスチックを相手にするのは、やや無理があり、肉眼で識別できる微細なプラスチックはせいぜいミリ単位のものであり、ミリプラといった方がいいのではないかと思う。(その3につづく)

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