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7月3日の常盤海岸清掃に参加した中学生のアンケート結果です。

2022年07月18日

7月11日に常盤、西岐波の両中学校にお願いしていた、アンケートがほぼ集まっているとのことで、いただきに上がり、おおむね結果の整理を行いました。

参加予定は常盤中学校49名、西岐波中学校100名ということで、実際の参加人数は確認できていませんが、予定人数に対する回収率は、それぞれ 78%、68%でした。

以下のグラフは両校合わせたデータとなっています。
図1では、学年を聞いていますが、回答者106名中、1年生が40名、2年生が38名、3年生が28名でした。

図2では、どの作業をする予定ないし、実際にやったかという問いですが、51名が清掃作業に専念するAグループ、49名が清掃を主体にしながら、気になったゴミがあれば、用意されたブルーシート上に置き、後で考えるBグループが49名と大部分で、一応清掃活動はやるが、ミリプラやマイクロについて考えたいCグループが、あわせて4名となっています。本来Cグループは少なくとも合わせて20名はいたはずですが、この結果となってしまいました。まあ同様にBグループについても、実質ほとんど有意な議論ができずじまいに終わったのは、たいへん残念です。

全体として清掃作業を重視したことと、現場作業終了時間の食い違いがあって、10時の15分前に全員集合がかかり、こちらで準備した作業がほとんどできなかったのが原因です。

図3ではゴミのポイ捨てや不法投棄が環を汚し、生き物に害を当てたり、人に迷惑をかけることが実感できましたかという問いですが、強く感じたが84名、20名が少し感じた、後2名は無回答でした。

図4では、「自分から作業に精一杯がんばってみようと思い、がんばれましたか」という問いについて、がんばったが83名。少しがんばったが19名、あまりがんばれなかったが2名で、2名は無回答でした。

図5:「なぜなんだろう?}という疑問がいろいろ浮かびましたか、という問いですが、
色々浮かんだが21名、いくらか浮かんだが57名、あまり浮かばなかったが23名、浮かばなかったが3名であった。前2者の割合は74%と大きめである。

図6:ネットで調べてみようとか、指導者に聞いてみたいことがありましたか、という問いですが、色々あった4名、少しあったが27名、あまりなかったが56名、なかったが17名で、いくからかあった人の割合は29%であった。おそらく実際に実行した人はまたこれより低いだろうと推定される。

図7は、今回の活動に参加してよかったですかと言う問いに対する回答ですが、よかったが74名、すこしよかったが26名、よくなかったが2名、無回答が4名であった。前2者の割合は94%であり、おおむね満足してくれたものと評価できる。

図8は、ESDにおいて期待される7つの力をあげて、そのどの向上に役立ったと思うかという問いの複数回答の可の答えである。

もっとも多かったのは、「他者と協力する態度」と、「進んで参加する態度」がどちらも41名、次いで、「コミュニケーション力」38名、「計画的に仕事する力」と、「色んなつながりを考える態度」がどちらも26名、「批判的に考える力」と「総合的に考える力」はどちらも21名であった。いろんなつながりを考える、批判的に考える、総合的に考える力はやはりもう少し時間をかけてじっくり考える時間を持つ必要があると思われる。

その他自由意見として、なんでもいいので遠慮なく書いてくださいという、自由意見を書いてくれたのは回答者の57%であった。

印象に残る意見としては、
地域の人たちと色々コミュニケーションがとれてよかった。
予想外にたくさんのゴミがあり、プラごみ等による海洋汚染の問題の大きさがわかった。
清掃活動をやってみて疲れたが、達成感があった。
また機会があれば参加したい。
大きな木がなぜ流れてくるのかわからない。
流木も多かったが、やはりプラごみが多い。

捨てる可能性のある大人たちにも参加してもらったらいい。
学校の授業などでもよびかけるとよい。
以後、ポイ捨てしないように気を付けたい。
こういう形で地域の方とコミュニケーションが取れるのはよいなと思った。
海岸にはとても大きいゴミやとても小さいゴミなどいろいろなゴミが落ちていた。
人が多すぎて、ごみを拾いたいけれど、なかなか拾えなかった。 ごみなのかどうなのかが分からないものがあり、迷った。
ゴミを拾った後、みんなのを併せて、かなりの量があってびっくりした、
ごみがたくさんあり、生き物に害をあたえているだろうなと実感することができた。
ゴミがたくさんあった。これを魚が食べるとたいへんなので、ゴミを一つも残さないという意志でやった。
なぜ?、岸にたくさんの丸い短いものとか長いパイプみたいなプラスチックがあり、気になった。

以上、こちらとしては、予定したプログラムの実行がほとんどできないままに終了したが、参加した中学生にとっては、十分よい学びになったようで、初めての試みとしてはよかったのではないかといえるでしょうか。

関連して、事前、事後の調査を含め、常盤海岸から床波黒崎海岸にかけての海岸ごみの状況について、以下のうべっくるブログにまとめているので、ご参考にしていただければと思います。

なお、生徒さんたちの間で、当日できなかったミリプラ・ミクロプラ調査を実施したいという希望があれば、平日9時から17時までの間に、銀天エコプラザ(0836-39-8110)まで相談ください。

ご参考までに、今回の海岸清掃に関連して、発信した”うべっくる”ブログのURLについては、以下の通りです。 http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5903  (=以下の数字を変えて下さい。) 
   テーマ/内容
マイクロプラスチック調査指導者養成講座及び実習を受講しました。5903
地域の海岸清掃に合わせ、中学生向きプラごみについて考える企画の準備しています。5911
常盤海岸清掃時にプラスチックごみを考えるための事前調査(その2)5912
常盤海岸清掃時にプラスチックごみを考えるための事前調査(その3)5913
大潮後の干潮時、黒崎海岸の状況を確認しました。5914
大潮後の干潮時、黒崎海岸の状況(その2)5915
先日の大潮干潮時に常盤海岸西詰沖合から回収したごみの分別計量結果です。 5917
中学生達にプラスチックごみを考える学習プログラムを企画しました。5921
海岸清掃後の常盤海岸西詰の状況を確認しました。(その1) 5923
海岸清掃後の常盤海岸西詰の確認(2) どんなごみが多かった? 5924
地域海岸清掃の事前調査として、床波・黒崎?岸で撮った写真です。5925
黒崎海岸も地域清掃活動できれいになったのか、念のために確認しました。5926

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