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先日のESD研修会報告(その2)に関連した記事等の紹介
2021年10月14日
宇部市教育委員会学校教育課の活動報告の中で、印象に残った「学びあいのある授業づくり」や「ICTを活用した授業づくり」に関連して、参考になる新聞記事がありました。
現場の先生方の余裕のなさが感じられます。
もっと堂々と議論をしてもいいと思いますが、日本の社会はなかなか自由にものが言いにくい風潮がありますね。
グローバル経済社会において、たくましく生き、活躍できる人材育成も当然重要ですが、子ども達の特性に合わせた、多様な教育、あまり知識を詰め込みすぎず、それぞれ自主的に学ぶ姿勢が育っていけるような余裕がぜひ必要であると思います。
われわれ国民は、現場の様々な意見に謙虚に耳を傾けるべきだと思います。
本当に難しい課題だと思いますが、教育関係者のご努力に敬意とエールを送りたいと思います。
話は変わりますが、歯医者の待合室にあった、絵本の読み聞かせの効用に関する小冊子を時間つぶしに読んでみました。
振り返ってみて、仕事一途の現役時代を送った者として、子ども達に絵本を読んでやった記憶がありません。子育てを任せていた家内もあまりしていなかったのではないかと思います。
どんな絵本でもいいわけではないですし、子どもの成長段階に合わせて適切な絵本を選んでいくことも大事なようです。
しかし、共働きが常識になった現在においてはほとんどの家庭ではここまで行き届いた子育てができていないと思います。
保育園や幼稚園に母親の代わりを全て任せられるかと言うと、それほど簡単ではないようにも感じます。
家庭内においても、テレビを自由に見させていて、まともな落ち着きある子どもが育つか疑問に思います。
書庫にあって、ほとんど読んでいない、岡潔著「日本のこころ」講談社文庫
1976年刊を読んでいて、これまで考えたことのなかった意見に驚きました。
岡さんは天才的な数学者で、道元の考え方にも通じられ、情緒的思考の重要性も指摘されていますが、アメリカの占領政策について、とくに主権者であり、基本的人権を保障すべき国民を小我に甘んじさせることを厳しく批判されていることです。
日本国憲法第12条を読んでみると、われわれはさほど違和感を感じませんが、戦前教育を受けた人には全く違った受け取り方になるのだと、教育の重要性を再認識します。
蛇足ながら、天才の陰に良妻ありですか。https://clippy.red/domra20180223-1/
現在、日本人の良さが徐々に劣化し、「今だけ、金だけ、自分だけ」の世相になりつつあるのが大変寂しいですが、第12条の後半の部分がおそろかになり、市民が十分育っていないということで、国民自身が価値観の見直しを含めて、反省し、社会全体、特に教育界が変っていかなければならないのではないかと思います。
ただ、その際、排他的な狭い見方ではなく、できるだけ広い視野で持続可能な環境づくりを考えていくことが求められると思います。(MU)
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