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第31回まちなかエコ市場・山口大学展示についてのご報告
2020年12月16日
第31回まちなかエコ市場が11月14日に開催されてから既に一カ月程経ちますが、このまちなかエコ市場では初めて山口大学からご出展いただきましたので、遅ればせながらご報告いたします。今回、山口大学に新しく設立された地域防災・減災センター、工学部社会建設工学科、環境衛生工学研究室の3つの活動紹介パネル展示があり、地域防災・減災センター長・教授の鈴木素之先生、環境衛生工学研究室・准教授の山本浩一先生、3名の学生の方々が説明とデモンストレーションのために来てくださいました。
地域防災・減災センターのブースでは、「防災・減災定規」、「防災・減災コースター」を作製しました。来場者にはその場で自宅の海抜、避難所を調べてもらい、自宅の浸水可能性や、地震と洪水では避難所が異なることなどを知ることで、防災意識を高めてもらうことができたと思います。さらに、社会建設工学科のレーザーカッターを用いた実演もあり、お子様連れのご家族を中心に多くの方がブースを訪れました。
環境衛生工学研究室の展示では、地下水の流れの速さと向きを簡単に測定できる機器のデモンストレーションがありました。これまでの地下水の流れを測定する機器は、数百万円もする高価ものしかなく、また電源も必要なため、地下水汚染を知るために現場で複数箇所の測定をするのはとても大変でした。そこで環境衛生工学研究室では、電源が不要で安価な機器を開発し最近販売に漕ぎつけたため、今回お披露目のデモンストレーションとなりました。
今回、山口大学の一部ではありますが、私たちに身近な防災・減災や環境についての研究、取り組みを多くの方に知っていただくきっかけとなりました。ご協力いただいた山口大学の皆様には大変お世話になりました。
(山本ゆ)
参考URL:
山口大学 地域防災・減災センター
http://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~cldpm/index.html
山口大学工学部 社会建設工学科
http://www.civil.yamaguchi-u.ac.jp/JA/
山口大学工学部 環境衛生工学研究室(Facebook)
https://www.facebook.com/yamolabo/
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