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9月29日午後、トキスマで行われた UBE Exhibition のミーティングに参加しました。

2019年10月01日

9月29日午後、トキスマで行われた UBE Exhibition のミーティングに参加し、上勝町から来られた坂野晶さんのお話を聴くことができました。

徳島県上勝町は典型的な山村ですが、2003年に「ゼロ・ウェイスト宣言」を日本で初めて行った世界的に有名な町です。

坂野さん達の活動をはじめ、地産六次産業、リユース素材や量り売りを活かした百貨店、葉っぱビジネスなど、ユニークなローカルベンチャー、コミュニティービジネスの動きも注目され、平成30年度のSDGs未来都市29自治体の一つにも選ばれています。
http://www.kamikatsu.jp/docs/2018082900017/file_contents/kamikatsu_SDGs.pdf

上勝町のごみ処理は独特のもので、ごみ収集は行われず、町内に1カ所の集積所に持ち込まれます。

そこで45分別され、それぞれ有効に資源化再利用され、リサイクル率は81%ということです。

それを可能にする一番の特徴は、生ごみの各家庭での処理です。
(この部分については後日、直接、上勝町の当該課に確認して、生ごみはリサイクル率の算定に含めていないと言うことでした。もちろん生ごみを別途自課処理することで残りのごみの資源化がやりやすくなるということはあると思われます。)

高齢化の進んだ社会では、このようなシステムは地域の協力なくしてはできないと思われますが、これまではうまく回り、集積所は大切なコミュニケーションの場となっています。
(このことについても、当該課に、禁煙町民一人あたりのごみ処理費が急上昇している原因について確認したとき、高齢化による分別ゴミ出しの支援費用の増大と関係するのかと思っていましたが、以外にソウではなく、ごみステーションの改修費用がかかっているのが原因であるとのことでした。)

お話の後半は、いま、ヨーロッパを中心に関心を集めている循環経済(Circular Economy))についてでした。

医療機器を多く生産しているPHILLIPSの、物を所有するのではなくレンタルして、資源が循環できるようにすることや、バリューベース・ヘルスケア(医療に伴うコストや患者と医療従事者の負担、副作用などの損失も考慮した上で医療の効果・価値を最大化するもの)への移行を考えている例も紹介されました。
https://www.sustainablebrands.jp/community/column/detail/1191047_2557.html

各家庭レベルでごみをほとんど出さない生活の方法についての本の紹介、昔の牛配達のシステムの再検討、などなど、経済界もこのままでは資源の枯渇や、環境汚染、温暖化などにより持続可能ではないという危機感を持ち始め、私見に直線経済から循環経済への移行を指向し始めているということです。

最近、ダボスで開催された、「世界経済フォーラム」の共同議長として出席されたけいけんを踏まえ、話されたので、説得力がありました。

トキスマの展示コーナーで、宇部市から委託されているStudio-L の渡辺さんらが用意された、上勝町の45分類の実物パネルです。

上勝町のHPでの分別は33種類の用でもありますが、実質は45種類になっていると言うことでしょうね。https://plaza.rakuten.co.jp/awabancha/diary/200602100000/
http://www.kamikatsu.jp/_files/00026611/shigen.JPG

われわれも日頃、回収したごみの分類に苦労しているので、別の観点からもいくらか参考になります。
(続く)

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