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続けて、里山と生物多様性のお話を聞いてたいへん勉強になりました。

2012年02月28日

2月26日(日)宇部市公園緑地課主催の中川重年先生の「里山のポランウータンときわ公園に出没」の講演と、27日(月)中越信和先生の「「地域の生物多様性保全~里山イニシアティブの実効性」のお話を聞くことができました。
中川先生は長年広島県の林業試験場におられ、5年前に京都学園大学の教授になられた方、ピザ窯やアルプスホルンの制作・演奏で全国各地の里山に足跡を残しておられます。3.11の被災地にも学生達とともに、お米や、自分たちで栽培したカブの千枚漬け漬けを送られたりしています。中越先生は広島大学大学院国際協力研究科教授で、生態学の基礎の上で、環境省のアドバイザーや各地のNPOの指導など、里山保全に際だった活躍をされています。

里山のクヌギは栽培種であり、1年に30%成長する。これが年々、複利で増えるので、木炭の生産などに選択されてきたこと、里山の生物多様性が高いのは、30年か40年に一度伐採すると、切り株から芽が出てくる。光が当たるので、色々な植物も生える、人為的に、同じ場所で時間的に異なる環境条件が作られるので、生物多様性が大きくなる。昭和45年前後に化石燃料に取って代わられ里山が衰退する。1940年に270万トンの生産があった木炭は、1975年には3万トンになった。ときわ公園のクヌギを切って、木炭をつくり、エネルギー源として利用したらどうか、石炭の町だったから木炭でアピールするのもいいのではとの提案もあった。

質の話と量の話があるが、質の高いものは、経済的に成り立つ、たとえば鹿児島の早い時期のとれるタケノコ栽培など、楽器作り、薪を燃料にして焼いたピザ、蒲焼き、あるいは燻製など。優れた成功例は所々に見られるだろう。しかし量となると、チップやペレットなどで、どの程度供給できるのか、別の話になる。中川先生の話の中では、物事の本質を理解して、活動することが大事ということ、そういう意味では、やはり里山の再生も人の生活の中で行われる必要がある。つまり業として成り立たないといけないという意味だと思う。

中越先生のお話も実践的で大変参考になった。ブナ林と里山では、里山の方が植物の種類が多く、生物多様性が大きいこと。里山の管理は、40区画に分けて、40年くらいのローテーションで、場所を変えて伐採して行けば、持続可能な収穫ができること、里山の再生には村の再生、社会文化の維持が必要であるなど。
このほか、企業のCSR活動と提携することの重要性について、NPO等が、宣伝によって企業イメージを高めることで、企業から資金を集め、可搬式チッパーやペレタイザーをそろえるところまで行くと、付加価値が上がり、販路を広げることができる。東広島のNPOでは、西条の酒造会社9社と結んで、お酒1本1円の資金を提供してもらっているとか。地元産業と連携して、質の高い製品を作る、実質の価値を消費者に感じてもらえる努力をして、ブランドとしての評判をとる、コウノトリ米とか、オシドリ米とかネーミングも大事など。
人材や資金の確保には、作業と広報活動等とのバランスを考えること。作業は午前中半日で終わるのがいい。人を呼び込むためには、関連団体の行事を、年間行事を組んで、あらかじめ調整しておくことが大事、そうすれば機械の共有も可能になるなどなど、実戦的なアドバイスにはみな納得させられました。
産官学民の連携による、科学的取り組みも大事ということでしたが、まさに宇部方式の出番ですが、惜しむらくは山口大学に林学科がないことです。生態学もどちらかというと手薄なのが残念です。(館長)

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