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2月18日東京国立博物館のアラビアの道特別展を見ました。
2018年02月19日
全体的に見て、ムハンマドによるイスラムの成立、20世紀の油田発見が大きな文明の転換点でしょうか。石油発見までの間は、通商交易の地という印象で、素朴な感じで、さほど華やかな文化という感じはあまり受け無かったです。
世界史の教養もなく、非常に駆け足の見学だったので、ほかにきちんとしたものが紹介されているので、そちらも参考にして下さい。
たとえば、http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1886#3 は東京国立博物館の本展についての解説があります。
http://blog.goo.ne.jp/k-caravaggio/e/163706b75a734bf0aab819dead944215 は解説はあまりないですが、すぐれた写真が数多く紹介されています。
アラビアの香料はずいぶん古くから珍重されたんですね。
写真はカード容量がいっぱい近くになり、撮れなかったですが、女性のネックレスなどの装身具も結構きれいなものもありました。
中央の葬送ステラとありますが、ステラ意味がわかりませんでしたが、どうも石碑のことのようです。かなり古い時代なのに、とても洗練されたデザインです。
ライオンかわいかったので撮りました。紀元2世紀頃と言えば、結構昔ですが、すぐれた造形で寸。
墓碑の展示はたくさんありました。どこでも同じですね。
題名に
ナウファル・アルバーシミーの息子
ムハンマドの息子アルカーシムの父
ナウファルの墓碑
とあるのですが、意味わかりますか?
もうすこし丁寧な説明があった方がいいですね。
「まぐさ」というのも何のことかわからないです。しかもひらがなですしね。
ヒツジやウマのエサのことかとも思いましたが、これは調べてみると、和風建築用語では、窓や出入り口などの上に渡した水平材、あるいは石造建築用語では、古代の建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロックを指すようです。
昔のまぐさの方が親しみやすいですね。下の12世紀のまぐさは、動物などの像でなくて、文字なのは偶像を嫌うイスラムの影響でしょうか。
424点の貴重な品物の展示がありました。駆け足の見学ではなかなか理解が困難です。一回勉強した上で再度見学するなりすればいいんでしょうね。
これらは20世紀の文化財です。アブドゥルアジーズ王(1876 – 1953)はサウディアラビア王国の建国の父といわれ、1902年にリヤードを奪回し、1932年に独立宣言した。
ちなみに石油は1938年に最初の油田が発見されました。是を境に、ずいぶん、文化が様変わりしたと想像されます。
https://atelier-mana.theblog.me/posts/3669677 というサイトで、すぐれた美術的センスで撮られた展示物の写真が紹介されています。
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