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適者生存の陰に消えた

2016年01月13日

 類人猿は、ヒトに似た形態を持つ霊長類を言うが、その中でかつて巨大な類人猿ギガントピテクスがいた。

 その大きさは化石から、身長は3m、体重は500kgほどだったといわれる。

 類人猿ギガントピテクスは、現在の中国南部にあたる熱帯雨林に600万~900万年にわたって生息していたが、今からおよそ10万年前、更新世の後期に絶滅した。

 絶滅した原因は新たな研究の結果、気候が変化したなかで、この類人猿の大きな体が仇になったらしいことが判った。

 この研究を行ったドイツ、テュービンゲン大学のエルベ・ボヘレンス氏によると、「ギガントピテクスは、その大きさゆえに、大量の食料に依存していたと考えられます。更新世の間に、多くの森林がサバンナの草原に変化していきました。巨大な類人猿にとって、単純に食料供給が不十分だったのです」とのこと。

  果実を食べていたギガントピテクスは、新しい環境で主な食料源となった草、根、葉に適応できなかったということだそうです。

 つまり、移りゆく環境の変化に適応できなくなり、自然と数が少なくなり、ついに絶滅してしまったということです。

 繁栄の極致にある人類も、地球温暖化といった大きな自然の変化により、適者生存の範疇からいずれははみ出されることが起こりうるかもしれません。(P)

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