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アース・オーバーシュート・デーを知っていますか

2015年08月16日

 アース・オーバーシュート・デーとは国際シンクタンクの「グローバル・フットプリント・ネットワーク」が提唱している言葉で人間による自然資源の消費量が、地球環境が持つ一年分の再生産量を超えた日、を意味しています。

 つまり、経済や人口、資源の需要・消費が、世界規模で増加を続けていますが、一方地球がもつ生産力、たとえば、木材や水産物といった森や海の恵みを生み出す力や、大気中の二酸化炭素を取り込む力は、ほとんど変わることがありません。

 そのような中、消費が一方的に増大した結果、現在は、1年以内に人類による「自然資源の消費が、地球の生物生産力を超過」する「生態的オーバーシュート」という事態が、起きるようになりました。

 グラフの赤線が地球環境が持つ一年分の再生産量です。(WWFジャパンHPより引用)

 1961年の時点では、人間は、地球の生態系が供給する資源の3分の2しか消費していませんでした。

 しかし、1970年代に入ると消費と供給のバランスが逆転し、生態的オーバーシュートが始まりました。

 そしてその超えた日を「アース・オーバーシュート・デー」と言っています。

 その日は毎年繰り上がってきています。

 2011年は8月27日、2012年は8月23日、2013年は8月20日、2014年は8月19日そして今年2015年は8月13日でした。

 オーバーシュートは主に4つの要因より発生する。

 1)人がどれだけ消費するか

 2)どれだけ効率的に商品が生産されているか

 3)どれだけ人口があるか

 4)どれだけ自然が生産できるか

 限りある地球を後世の為にも大切にする必要があります。

 上記の様な要因を一つずつ対策を立てて対応していかなければならないです。(P)

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