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宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。
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「宇部方式」って何ですか。
2015年04月24日
山口県立大学ブックレット 新やまぐち学No.2として、「公害防止にかけた半生」が出版されました。
これまで、筆者は大学人としての立場から「宇部方式」について人までお話もし、わかったつもりでいましたが、公害行政の前線で25年の長きに渡り、実務を果たされてきた守政恭輝さんの、貴重なご経験が語られています。
今まで認識できていなかった重要な考え方も含めて、大変勉強になりました。
徳山市での経験ですが、本家の宇部市よりもある意味ではより忠実に「野瀬イズム」が実践されていることにも気づかされました。
目次は、
1.地方自治体というのは一体何のためにあるのか
2.徳山の公害概況
3.地方都市の公害行政
4.学者と公害行政
5.宇部方式とは
6.公衆衛生学の実践
7.疫学と公害行政
8.公害対策委員会と技術調査会
9.公害対策委員会から環境審議会へ
10.広報係の体験
11.公害防止協定による公害行政
12.苦情処理と公害行政
13.徳山市の大気汚染
14.刺激性ガスの思い出
15.緩衝緑地帯の建設
16.徳山市の臭気対策
17.徳山湾の水銀汚染
18.工場排水調査と赤潮
19.ヒ素の問題
20.騒音・振動公害の未然防止
21.産業廃棄物処理
22.環境対策年報の作成
23.環境影響評価書のあり方
24.工場事故時の公害担当者の対応
25.産業公害等についての市民の理解度
26.周南の公害行政-今後の取り組み方
27.1996年の市役所退職時のあいさつ
まちなか環境学習館にも数冊送られてきています。
環境行政に携わる方、工場の環境安全に関わる方、環境審議会の委員の方々など、是非読まれるべき本だと思います。
山口県立大学のこのような優れた社会貢献活動は高く評価されるものと思います。山口大学も負けずにがんばってほしいと思います。
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