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何かあったのだろうか
2015年04月21日
福島第一原発事故以来、放射能についての関心は高まった。
しかし、震災から4年を過ぎてその高まった関心も徐々に消えつつあるようです。
そんな関心の低下とは裏腹に、原発事故の廃炉作業は一進一退、遅々として進まず、終息の見通しさえ定かでない様です。
そして周囲にまき散らされた放射性物質からは絶え間なく放射線が放出されている。
現在、それら放射性物質から放射される放射線の空間線量を調査するモニタリングポストが全国に整備されその数は4000か所を超える数となっている。
それらのモニタリングポストからの10分毎の値の変化が「非営利個人による放射線情報サービス」で公表されている。
新・全国の放射能情報一覧:http://new.atmc.jp/
それを見ると全国の様子を手を取るように瞬時に見ることができる。
またそれらの値の変化を地図上に簡単に表記したものも民間団体の手で公表されている。
ただ今の空間線量(データ10分更新):http://www.whitefood.co.jp/radiationmap/
これは各モニタリングポストの現時点の空間線量が過去30日の平均値と比較してどの程度高くなっているかを色で示している。
これらをほぼ毎日見させてもらっている。
そして20日夜半ちょいとした変化がこれらの図表に現れた。
地図上の福島第一原発事故地点は常に空間線量は高く図表では橙色、黄色、時には赤色が記載され、それが近傍に続いていたが、昨晩(21日午前0時)の図表ではこの橙色、黄色また一部には赤色が北海道から関西地方まで広範囲に示されていた。
何があったのだろうか。
ちなみに近傍の新潟県のモニタリングポストの値の変化をグラフで見てみると下記の様になっていた。
これを見ると新潟県村上市で本日の午前2時ごろピークを示し、その後は低下している。
ちなみにピーク時の値は0.137μSv/hであり、震災前の正常値範囲内の値であるので大きな問題ではないのかもしれない。
また。発生源と思われる福島県での値を見ると。
いずれのモニタリングポストの値も8~16μSv/hの範囲を示し、村上市のピーク値よりも二ケタも高い値を常に示している。
その中でも夫沢三区地区集会所が最高値を示しているが、その値は常に16μSv/hを超える値を示し、震災前の230倍の高さを示している。
これでは新潟県での変化は推定できるものではない。
そして本日(21日)、午前8時の全国の空間線量を示す図はどうやら従来の状況に戻ったことを示している。
さて、夜半の異常な空間線量の変化は何であったのか気になる。
今後とも注視していきたい。
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