ホーム  > お知らせブログ - 銀天エコプラザ > 環境サロン第4回のご案内
うべっくる
イベントカレンダー
2024年11月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
今月のイベントを見る
お知らせブログ
環境イベント情報募集中!

宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。イベント情報を知らせる

-------- 2024年 --------

▼ -------- 2023年 -------- ▼

▼ -------- 2022年 -------- ▼

▼ -------- 2021年 -------- ▼

▼ -------- 2020年 -------- ▼

▼ -------- 2019年 -------- ▼

▼ -------- 2018年 -------- ▼

▼ -------- 2017年 -------- ▼

▼ -------- 2016年 -------- ▼

▼ -------- 2015年 -------- ▼

▼ -------- 2014年 -------- ▼

▼ -------- 2013年 -------- ▼

▼ -------- 2012年 -------- ▼

▼ -------- 2011年 -------- ▼

宇部市の環境学習施設
銀天エコプラザ ときわミュージアム 体験学習館「モンスタ」 アクトビレッジおの
銀天エコプラザ お知らせブログ

環境サロン第4回のご案内

2011年11月16日

とき 11月17日 午後7時~8時半 (遅くなっても9時まで)
ところ:環境学習館3F
費用:参加費 300円
話題提供者 札場 良年さん(ゆるゆる新聞共同代表、小出裕章さんのお話を聴く会事務局長)
主催:環境学習館・環境サロン 

 テーマ:東電福島原発事故で起こったこと
  
 明らかにしたいこと:事故の概要と社会への影響を整理する。またチェルノブイリ事故との比較などからフクシマの特徴を探る。

主な狙い:膨大な情報のなかから、基礎的なことがらをきちんと整理する。

今までの環境サロンの歩み

環境サロンは、ふたつの柱で運営しています。ひとつは、毎月2回の「水と食べ物の大切さ」、もうひとつは、「3・11以後の暮らしと環境問題」です。

そのうち、「3・11以後」は、東日本大震災の現実と暮らしへの影響を環境問題の視点から整理することを主な目的に8月開館以来、毎月一回、3回の報告と討論を行なってきました。

第1回は、宇部市防災課の弘中さんが「震災と防災の課題」を報告し、想定される津波や地震への現時点での対策が提案されました。また参加者からは、今後の宇部市の具体的な避難対策の意見や質問が出されました。

第2回目は、私(安藤)が、震災によって明らかにされたライフラインの途絶と復旧復興の基本部分のあり方をトイレと下水道を事例に考察し、話し合いの材料を提供しました。平時災害時を問わず、人間の排泄の基本的なあり方と社会との関係が論議されました。

第3回目は、災害とボランティアのありかたを考えました。宇部市といわき市の交流の中から生まれ、市民の自発的な取り組みとして続けられている災害時の自閉症児とその家族への支援を事例として検討しました。「福島の子どもたちにつながる宇部の会」の代表の木下文雄さんが、被災地の現状、2011年8月の子どもたちと家族を宇部へ招待した取り組みを報告しました。6人からはじまった取り組みが160人の協力者を生むグループに成長していく過程が、報告されました。今後の市民の活動にこのような活動をどう取り組むか、論議されました。

特長的なこと
このサロンは、3つの特長をもっています。
ひとつは、話題提供者が基本的に宇部市内の在住者であること、いわば、「知の地産地消」となっていることです。地域で活動している人々の報告が中心を担ってきました。

2つ目は、防災、ライフライン(トイレ)、ボランティアの具体的な取組み、それぞれ、実践と現場からの報告ということです。その中から理論的な整理を行なっていることです。
3っつ目は、まだ不十分とはいえ、参加者との論議が咬み合ってきていることです。従来、話題提供のあとに、2~3の質問だけで終わることが多かったディスカッションのあり方を、参加者と報告者、参加者相互に意見をかわしていく対話型スタイルが、形成されはじめました。

それぞれの内容については、スタッフによって、Ustream で配信され、データとして保存サれています。

さて、東日本大震災の考察にとっては、福島第一原発事故の全体を整理することが欠かせません。どのような事故であったのか、それはどんな影響をもたらしているのか、過去の原子力の事故との対比からなにが明らかになるのか、技術問題だけでなく社会的な影響をどう整理するのか、環境の視点からだけでも、基本課題は多く、また情報も膨大です。

そんななか、環境サロンの一回目からの参加者で、宇部市内にあって原子力問題を一市民として研究してきた札場さんに、基礎的な事実の確認と整理を行なってもらいます。時系列と基本課題を整理して、事実関係を押さえた論議の土台つくることが目的です。

様々な評価や意見もさることながら、基本的な考える素材を整理することが主眼です。

その後、予定表(シラバス)にありますように、放射能のイロハからの勉強、水俣病との対比から環境論を深める課題、原発立地地域の地域政策、エネルギーとライフスタイルのあり方へと進んで行きたいと考えます。

すでに、事故後8ヶ月を越えました。新しい情報の開示も行われています。専門家、マスコミの論評や出版も盛んです。大事なことは、市民の側から、それぞれが、自分の見解を持つことではないでしょうか。それが、基本的な市民力といえるのではないでしょうか。

環境サロンが、考える素材の提供の役割を果たし、そのお役にたてれば、幸いです。また、情報や視点の提示にご協力いただければありがたいです。

ぜひ、多くの方々がご参加くださるようご案内致します。(文責:安藤公門)

参考:宇部市環境学習ポータルサイト うべっくる
http://ubekuru.com/

環境サロン 予定表 「水と食べ物の大切さ」とあわせてご覧ください。
http://ubekuru.com/uploads/event_file/event_88.pdf

閲覧数 4075 コメント 0
コメントを見る・投稿する
この記事のURL: http://ubekuru.com/blog_view.php?id=273

◆ 現在、コメントはありません。

この記事へコメントを投稿します。

名前

コメント ※必須

画像認証 ※必須

画像に表示されている数字を、左から順に下に入力してください。

(上に表示されている数字を左から順に入力してください。)



ページの先頭へ