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環境サロン新シリーズ「ごみと化学物質」第1回の報告です。
2012年06月01日
昨日5月31日、環境サロン「ごみと化学物質」をスタートさせました。夜でにくい人達のために昼夜(14:00~、19:00~)ダブル開講としました。前日まで参加申し込みが皆無で、あわてて追加案内をしました。おかげで、講師も含めて昼の部9名、夜の部12名でなんどか形がとれました。市役所からも合わせて4名が参加していただき、現場技術の方からは講師の知識不足も補っていただきました。昼間のターゲットとした主婦層の参加は1,2名で今後も広報の工夫が必要です。ただポータルサイトうべっくるをきてくれた新進の参加者もあって、意を強くしました。
講義主体の時間配分でしたのでQ/Aはあまり時間を割けませんでしたが、以下のような議論が行われました。
C:ダンボールコンポストはダンボールの持ちが悪いので、土嚢袋を使っているがなかなか扱い良い。乳酸菌系統が入るといいようだ。魚などはなるべく入れないようにしている。温度が上がると虫などの発生がなくなる。
Q:災害廃棄物を入れないというのはどうかと思う。
A:きちんとした説明は必要だが、原則論からむごいようだが、禍根を残さぬように慎重にしなくてはいけない。災害ごみについてはごみの2回目6月にやる予定なのでそのときまでに、できるだけ整理しておきたい。
C:ハーゲンマイヤー炉の小さいのは宇部市の焼却施設にもある。
焼却炉からの鉄残渣、アルミ残渣は不燃ごみ破砕ラインに入れるのは、カンなどの中に砂などが入って再生ができないから。スラグの利用率は最近は70%程度まで上がっている。また、溶融飛灰1の一部も資源化に回るようになっている。
Q:宇部市の施設は発電もしているし、立派な施設ではないか。自信を持ってガイドしたい。
A:必ずしも推奨できる施設でもない。その辺はごみの3回目7月に「ごみを燃やす」でやるので、それまでに整理しておく。
Q:スーパーの残飯など、消費者の側にも、完璧さを求め過ぎているという責任があるのではないか。
A:食べ物は生きものであるという意識がないのではないか。
圧倒的な生産速度で、モノがあふれすぎていることが問題。
C:それでみな余分な仕事をしているということもある。
Q:災害ごみの受入についてどう考えたらいいのか。
A:科学的にもまだわかっていないこともある。できるだけ理解できるところまでの勉強は必要だが、素朴な感性で判断することも必要な場合がある。
C:スリランカに協力隊で行って帰ってきたら、ああ日本はこんなだったんだと改めて感じた。向こうの人はモノがあまりないのでモノを大事にする。
Ustreamは「水と食べ物」のつづきとして以下で視聴いただけます。http://www.ustream.tv/channel/from-ube-mizutotabemono
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