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「環境対策に関する社会の動向について」の鳥越さん定期便より、幾つか紹介します。

2025年03月31日

山口大学施設環境部施設企画課の鳥越薫さんは、環境対策についての最新情報を定期的に届けていただいて重宝しています。

 今回はその中から、循環問題2件、気候変動2件、自然共生1件を紹介します。
 まず一つ目は、なんと脳内にマイクロプラスチックが検出され、その量は2016年から8年間で50%増加し、認知症で亡くなった人の場合は濃度が10倍高かったということです。https://news.yahoo.co.jp/articles/177f4b752f6a9c72fc61a18005ae826002c0eab3

 そして、ティ-バッグでいれた紅茶等にはすごく多量のマイクロプラスチックがあるという情報です。気を付けた方がいいですね。
https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/a63463173/tea-bags-microplastics-study-20250212/

次に、 金属等地殻資源利用の新たなプラネタリーバウンダリー、産業技術総合研究所による、水資源の持続可能性に応じて制限されうる地殻資源の生産許容量を推定した結果の紹介です。

銅の場合は、すでにバウンダリーを大きく超えており、クロムがそれに続き、石炭、リンもさらに金もかなりバウンダリーを超えていることが示されています。
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2025/pr20250314/pr20250314.html

具体的に詳しい計算方法は原典を読まないとわかりませんが、それぞれ生産現場によって水資源の状況は異なりますから、たいへんな作業だと思われます。

別図にこれら地殻資源を生産するために必要な水消費量は鉄が22.5億m3、全体の33%を占め、石炭が16.3億m3、リン9.9億m3、銅は7.1億m3、全体の10%、金は5.1億m3、ニッケル2.7 億m3であると示されています

次に,気候変動の問題ですが、国連(UN)の世界気象機関(WMOによると、2024年(水文年)は世界にある19の氷河地帯すべてで、3年連続で質量の純減を記録したそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad679b217cb96123b63658189fc49fa7e470e5d

氷が溶けて海面が現れると、黒い海面が太陽の熱を吸収して海水温が上がり、温暖化が一層進むとされています。

次の情報では、最近の海水温の上昇による海水面の上昇がこの10年で10cmにもなっていることを米航空宇宙局NASAが発表しています。
https://coki.jp/article/column/49617/

温暖化による海水の熱膨張が大きく影響したとみられているようです。

最後に自然共生に関する情報です。本来、放置すれば森林になるところで、長期にわたり草原として人為的に維持されてきた場所が放置され、森林化しつつある所をもう一度草原に戻すには長い年月が必要であることを神戸大学等のグループが発表されています。
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/20250313-66498/

日本各地で長年維持されてきた里山の環境が放置されて、森林化しつつあるところも増えてきていると思いますが、元に戻すのには、長い年月がかかるので少ね。

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