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-------- 2024年 --------
2024年度のJICA青年リーダー研修が始まりました。
2024年08月24日
8月22日から表記のJICA青年研修が、モルディブ共和国から5名、スリランカ民主社会主義共和国から8名の研修員を迎えて始まり、両国からカントリーリポートを聴きました。
地理的には近い国ですが、かなり状況は異なっており、複数国からの同時受け入れは2014年にアフリカ諸国からの研修以来のことです。
カントリーレポートでも両国の研修員から相互に質問のやり取りがありました。
まずモルディブからのカントリーレポートです。研修員の5名全員が環境保護局の職員でした。なんと12000近い小さな島からなっており、首都のあるマレ島のグーグルマップの画面からもわかるように、人口密度が高そうです。全陸地面積298km2に51万5千人の人口があるということで、1728人/km2、日本は338人/km2です。なお宗教はイスラムが主体です。また主要な産業は観光業です。
大きな環境問題として、印象に残ったのは、 地球温暖化に伴う、海面上昇と、それに伴う高潮被害、2004年にあったスマトラ沖地震による津波被害も大きかったようです。
温暖化が進行し対策も容易でないことから、非常に大きな問題です。
もう一つの問題は、ごみ問題であり、ごみのリサイクルや処理荷か耀インフラの未整備のために、国内で3か所の島で、埋め立て処理が行われ、場合によっては、火をつけて原料を図るよなこともなされ、それによる大気汚染、呼吸器疾患が問題になっているとのことでした。
次に、スリランカからのカントリーレポートです。研修員の8名のうち6名が都市開発庁、2名が環境局関係の職員でした。
スリランカの人口は2204万人、面積は65610km2で、人口密度は336人/km2で、日本と同程度です。仏教70%、24/08/24 今日12.6%、イスラム9.7%、キリスト教7.6%ということでした。
左の2枚の写真はコロンボのイメージ、右上の2枚はJICAの援助でケラワラピティアごみ処理施設の建設計画を検討中の場所と、グーグルマップでそのあたりらしき空中写真を示しています。
右の下2枚は2017年に崩落事故のあった カラディヤナ最終処分場と堆肥工場の写真をKiyosannno ameblo 2018年の記事から拝借したものです。参考になります。 https://ameblo.jp/island-to-lanka/entry-12405941972.html
前述したように研修員は都市開発庁の職員が多いので、ごみ処理の社会インフラを含めた整備のほか、環境影響評価制度EIAのことに興味をもっているように思われました。日本ではEIAは県の管轄であり、今回の研修内容から抜けていますので、さしずめ、このあたりの補足資料の作成が必要かと感じました。
JICA中国の方から、日本のごみ処理のやり方をそのまま導入するのではなく、自国にあったやり方を考えることが大事というコメントがありました。
猛暑の中、お世話いただく宇部アイカの伊原さん、武重さんご苦労様です。
(文責:浮田)
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