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8月21日から恩田運動公園のリニューアル工事が始まっています。
2023年09月14日
完成後のイメージ図が北側の入口に示されています。
大きな変更点は南東側にある現在の多目的グランドと、その北側にあるいくつかの遊具が置かれた三角
広場の辺りに第2野球場が建設されることと、水泳プールと子供用プールだったところが、新しく総合的な多目的グランドと北側駐車場の拡張にあてられることです。
地元紙でも8月、9月とすでに2度、恩田運動公園のリニューアルについて報じられています。
8月の記事で気になるのは、第1球場、第2球場とも、内外野に人工芝を使用するという点です。何となく外野だけかなと思っていましたが、内野もすべてということもあるのでしょうか。
花と緑と彫刻のまち宇部としては、多少管理費がかかっても、内野は土、外野は天然芝でやってもらいたいものだと思いますが、いかがでしょうか。
9月の記事で特筆すべきは、公園のシンボルともなっている170mのメタセコイヤの並木については1本の伐採にとどめると書かれていることです。これは、工事開始前に自然保護協会が説明を受けたときに、新しいい総合多目的グランドへの入口のメタセコイアを4,5本伐採する可能性が示されて、そこまでは不要ではないかという意見を受けてのことかと思われます。
対比のために、グーグルマップの現在の地図を少し回転して示します。
1枚目のイメージ図および4枚目の計画図と、現状とを比較すると、国道190号線からの南側入り口から北側入口にかけての直線的なメタセコイア並木の見通しが、第2球場の建設によってなくなることが残念です。また現在の多目的広場のトイレあたりから南側入り口の途中まで15,6本のメタセコイアが伐採されてしまうのではないでしょうか。
それと北側駐車場の拡張によって、道路沿いから内側に3,4層に生育しているメタセコイアを含む樹木もかなりの部分伐採されることになると思われます。
そもそも第2球場の必要性はどの程度あったのかもよくわかりませんが、それはともかくとして、右下の新しい多目的広場のイメージ図はどこから見た図になっているのかわかりにくいですが、ずいぶん殺風景なイメージ図になっています。
最後、参考に、宇部市百周年記念サイトから、昔おそらく1963年ごろの恩田運動公園の空中写真です。
俵田体育館を含め、ほぼ現在の施設が全部そろっています。陸上競技場の周りにはすでにかなり成長した木が植えられていますが、樹形からクスノキのように見えます。現在確認できる競技場周りのクスノキの数は31本です。
競泳プールと子供用プールの間にメタセコイアらしきものが2,3本見えるようですが、これらは今でもかなり高い木に成長しているようです。これらは残るのでしょうか。
ここでは写真を見つけることができず示せませんが、この時代の子供用プールの写真がどこかにありました。ちょうど団塊の世代の人たちの子供時代で非常にたくさんの子供たちでにぎわっていたのが印象的でした。
もう一つ付け加えると、現在の野球場の南側にある駐車場は大型バス用駐車場という説明がありましたが、大型バスも適宜、今まで通りメインの並木通りに駐車することも可能であり、通常は普通車も駐められるようにすべきでしょう。
また普通車もイベント時は、耐区間南側にも駐車されていることもあり、北側の駐車場拡張は最小限に抑えるようにすべきではないかと思われます。
既に意見聴取等の手続きも所定通り済まされていますので、いまさらの話ですが、私見を述べさせていただきました。(文責:浮田)
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