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8月27日午後、小野湖小入江のごみを回収しました。
2023年08月29日
2023年8月27日、山口大学大学会館で前日より行われた瀬戸内海研究フォーラムin山口終了後、同日午前中の宇部市自然保護協会主催の小野湖清掃活動に参加できなかったので、隣接したいつもの小入江でのゴミの回収を行いました。
山口市から近道をと思って、間違ったルートをとってしまい、美東、十文字を経てやっと上小野までたどり着き、それからまた同じように近道をということで、複雑なルートをとってしまい、途中6月末の豪雨災害で通行止めにぶつかり、迂回したりしているうちに、なんと同じ道を2度通る破目になってしまいました。山道は怖いです。「急がば回れ」ではなく、「急がば大道を行け」ですね。
しかし、お蔭で岡本正和さんの鉛筆画に描かれている来見の慈母観音像の前を2度通らせていただくことになりました。戦時中B29を迎撃するために下関を飛び立った戦闘機がこの辺りで墜落した慰霊碑で、このお宅が建立されたものです。
小野湖はこのところあまりまとまった雨が降っていませんが、結構水位が高い状況でした。先日厚東川ダム管理事務所で、確認した通り、今年の豪雨は2年前8月の台風時と比較して同じくらいの雨が降ったにもかかわらず、ダムサイト直近のごみフェンスに一旦流着した流木等が、その後の南風でまた上流に分散戻されたという話でした。
その通り、小入江には多くの竹などの流木やヨシ屑が見られました。プラごみなどはあまり見られません。流木の類は人口のプラごみのように必ず除去すべきものではないですが、山林の管理が行き届いていないこと、昔であれば薪や炭などとして利用されていたことなど、考え直す必要があるのだと思われます。
長靴に履き替えて、下りてみると、生えている灌木の根の下が空洞になっていて、何時か壊れるのではないかと心配される状況です。その中にペットボトルや発泡スチロールの破片。ドリンク剤のビンなどが少し見られる程度でいくらかは、水面を覆う流木の下に沈んでいるゴミもあるかもしれませんが、目に見える範囲で45Lの袋一袋分を回収しました。
全体的には、釣り人由来系、生活系、農業系ゴミなどこれまでと同様の組成のように思われます。
分別計量は後日、報告します。
午前中に作業された下流側の二つの大きめの入江では流木類もすっかり回収されていました。結構大きな竹などの流木もあったと思いますが、大変な作業だったと思います。
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