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続いて、地元誌の記事より、自然共生・生物多様性の話題と、ごみ関連の話題です。

2022年04月19日

自然共生・生物多様性に関連しては、4月17日に行われた、中川河口ヒヌマイトトンボ生息代替地の草刈りについてです。生物多様性応援団の事務局を務める宇部市自然保護協会の呼びかけで、代替地周辺の草刈りには8名が参加して2時間弱作業をしました、
 この草刈りには、年2回か行われていますが、何のための草刈りか、単にトンボを観察するための環境整備なのか、トンボ自体の生息にどんな効果があるのかわからないまま、参加していてこれでいいのかと考えました。
 
 この代替地は湾岸道路等の建設工事に伴い、希少種のヒヌマイトトンボの生息地が失われる対策として、生息代替地が建設されました。しかしそれに続く、中川河川改修工事や厚東川護岸嵩上げ工事等が終了してみると、思ったようにトンボが増えてくれない状況が続いています。2016年度くらいまでのこのあたりの経緯については、以下のうべっくるブログを見ていただければと思います。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5082

 その主原因はおそらく、中川の浚渫工事により、中川の水位が低下し、代替地への淡水の流入が少なくなったことにあると思われます。対策としては、太陽光パネルと貯水槽を設置して、人為的に代替地に淡水を適宜供給することが考えられますが、一度、関係者で議論して、具体的な検討を開始することが望ましいと思います。

当日は、休憩をはさんで、D地区北端への通路の確保と、A地区からのゴミのたまり具合をざっと見ましたが、わずか2か月弱の間に、流れ着いた悪質なポイ捨てごみというより不法投棄ごみに近いものが2,3見られました。

缶ビン類をいっぱい詰めた袋、悪質ですね。子供用の大きめのボールもあります。

なお、この溝は写真画面上側の水面は中川ポンプ場への導水井ですが、水位が高くなった時にここからトンボ代替地のヨシ原へ淡水が供給されるのですが、水位が高まる頻度が少なくなったために、供給量が不十分になっていると考えられます。

太陽光発電と貯水槽を設けて、人工的に淡水を供給することを考えた方がいいと思われます。

発泡スチロールの箱や蓋も目につきました。ペットボトルなどがいっぱい入った袋や、典型的なポイ捨てごみもありました。

 この中川は河口域に汐止め堰と左岸に満潮時に中川が溢水しないように厚東川へ排水するポンプ場があり、人工的な管理が行われています。一方で、上流から流れてきたり、鳥によって運ばれる種によって、それなりに多様な植生があり、また、流域から様々なごみが流れ着き、堆積しやすい場所でもあります。防災・郷土史・自然保護・ごみ問題等、総合的な体験的環境学習の場としての可能性がある場所だと思います。

 ヨシ原の少し地盤が低めの場所に中川の内水位が上昇したときに水が入り込み、外水位が引き潮になって水がひき始めるとヨシに引っかかったごみが蓄積することになります。そのようなごみが集中する場所は何か所かに限られます。

 中川河口左岸側のヨシ原については、2019年度から2021年度にかけて、一応、長年にわたって堆積してきたごみを地元の方々などの協力を得て、きれいにすることができましたので、これからは、新たに流れつくごみを、いくつかのチームがそえぞれ受け持ち場所を決めて回収するような体制ができれば面白いのではないかと思います。

 すでに、厚東川対岸の藤山中学校は2020年度来SDGsの一環として3年生が、中川河口、まだヨシ原というより主にA地区かもしれませんが、昨年5月10日に清掃活動を行っています。このような活動が、中川流域の厚南中学校や、黒石中学校にもぜひ広がってほしいものです。 

最後になりましたが、高橋成次さんらによる常盤公園で行われているフリマ、毎月とはずいぶん頻繁に実施されているそうですね。

賑わっていますね。ごみ減量にも大きく貢献していただいていると思います。

乱筆乱文失礼しました.(文責:浮田)

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