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オンライン開催となった第16回人づくり地域づくりフォーラムin山口の報告です

2022年03月26日

昨年度のフォーラムは新型コロナのため、残念ながら中止になりましたが、今年度は2月にオンライン開催となりました。このフォーラムは山口県ひとづくり財団の主催で、全国から、人づくり・地域づくりの優れた取り組みが聴けるたいへん貴重な場になっています。関係者の皆様、オンラインの調整たいへんだったと思います。

もうすでに一月以上経過していますが、中で、印象に残った発表について、個人的な感想を交えて、簡単にご紹介したいと思います。
予稿集の発行はありませんでしたので、十分な紹介ができませんが ご興味ありましたら、ネットの情報などお調べいただきたいと思います。

すでに、薄井さんより、以下のブログが包囲濃くされていますので、こちらもご参考ください。 http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5859

今回1回目のブログとしては、まずいずれも島根県の海士町と益田市の取り組みをと紹介いたします。

海士町は島根県隠岐の島群島にあり、面積33.5km2、人口2275人の小さい町です。
豊かな環境と、自然の恵みを生かし、「ないものはない!}を合い言葉に、島前高校への留学や、全国から多くのIターンの若者を呼び込み。活性化に成功しています。
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/negishi08
https://life-fun.info/article/index/1/301

一時、2008年度には90人を切っていた、高校生の数が2014年度には160人弱まで回復しています。

若い発想も活かされて、多くの特産品開発にも成功しているようです。

中でも一番興味を惹かれたたのは、「半官半X」の職員採用制度です。民間出身の山本前町長が決断され、財政再建にも役立ったったようです。
https://smout.jp/plans/4466

過疎の町として、厳しい状況に置かれたために、できたことと思いますが、地方財政が厳しさを増す中、民間団体のボランティアに期待が大きくなるものの、ボランティア精神が低下する中で、全国の自治体も本気で考えるべき課題のように感じました。

二つ目は益田市の取り組みです。同市教育委員会社会教育課の大畑伸幸さんから詳しい紹介がありました。

益田市は島根県の西端に位置し日本海に面しています。面積733km2、人口45000人弱で、高齢化が進む典型的な地方都市です。

若者達は地元に魅力を感じることができず、都会に出て行く傾向があり、その一つの原因として、魅力的な大人がいないといったことがあると言うことでした。

そこで、根本的な課題として「ワークキャリア教育」から「ライフキャリア教育」に切り替えルことに重点を置かれたようです。この教育の変換は、ある意味ESD(持続可能な開発のための教育)の推進に他ならないと感じました。働くことばかりの価値観から地域とのつながり、趣味の世界、家庭生活のバランスのとれた価値観を取り戻し、どんな環境でも生き抜く力を身につけ、郷土愛にも目覚めてもらうという狙いがあるようです。

そのためのいろいろな仕掛けが考えられ実践されていますが、カタリ場の活用も重要な位置を占めているようです。地域の人達が保育園、幼稚園、小学校、学校、高校と若い人達の成長に地域の人が積極的に関わるだけではなく、高校生と小学生などのカタリ場など、若い人どうしの交流なども用意さています。

益田の人のHPやFBを見ると、多くの若者達が生き生きと関わっていることがわかります。おそらくシルバー世代もこのような活動を通して、若い人達から元気をもらうのではないかと思います。https://masudanohito.jp/

カタリ場の効果をアンケートの結果で示されていますが、「どんな人になりたいか考えることができた」、「日常生活に前向きに考えるようになった」、「悩みが解消された」など改善が見られます。カタリ場を受けた世代と受けた世代の成人式のアンケートでは将来益田市に住みたい十答えた割合、「んますだしには魅力的な大人が多い」十の回答がどちらも大きく増えていることが示されています。

益田市も人口減少、高齢化率で、厳しい状況におかれて来たこともあり、また若いエネルギーを持った人達の活躍によって、このような積極的な取り組みがなされたということになるでしょうか。

海士町、益田市ともやはり危機感を持った行政のリーダーシップのもと、画期的な成果を上げてきている例であると言えます。
市町村合併によって、共通の問題意識が持ちにくいという難しさがありますが、行政に携わる方々の一層の奮起を期待したいと思います。(文責:浮田)

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