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ネットによる仮想旅行 その2「東京大学北海道演習林」

2021年08月22日

稲本正さんの「木の聲」小学館(1997)より、東京大学北海道演習林の林長を長年務められた「どろ亀さん」こと高橋延清先生のお話が興味深かったので、調べてみました。

国鉄総裁を務められ、国鉄民営化を進められた高木文雄さんが、当時大蔵省の課長だったころ、広大な演習林を売却して国の財政の足しにしたいという任務を帯びて、演習林を訪問された。
この時、どろ亀さんは、馬ぞりで演習林を案内し、高木さんはその後、売却の計画を断念することに動かれたようです。

同演習林の説明資料https://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/files/gaiyo_hokkaido.pdf
の図面とGoogle Earthの地図を比較して、位置はこのあたりというしるしをつけました。

東京大学北海道演習林は1899に創立され、22,717ha、標高190 - 1,460mの冷温帯・亜寒帯の気候帯に属する広大な演習林です。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/institute/enshuurin.html

演習林のかなた後方に大雪山が見えます。

そして何よりも、印象的なのは紅葉した広葉樹がかなりみられ、北海道の極相林はエゾマツ、トドマツのような針葉樹林であるというような単純なイメージはふさわしくないということです。

東京大学北海道演習林のHPより、晩年のどろ亀さんの写真です。

お元気そうですが、この翌年の1月に亡くなっておられます。

どろ亀さんのメッセージ~東京大学北海道演習林の森づくり 
【コラムリレー第19回】「森の世界」
 http://www.hk-curators.jp/archives/2558  よりの引用ですが、
全く自然のまま放置するのではなく、変化のある森をできるだけ元気健康に
維持するという考え方です。

最後に、同じく「集まれ!北海道の学芸員」のHPから、どろ亀さんが遺されたメッセージを紹介します。

1942年から36年間にわたって、林長を務められ、その後も森と関わってこられた先生の到達点としての、自然観が伝わってきます。(文責:浮田)

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