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「里山ビオトープ二俣瀬」創設 20周年記念祭が11月28日(日)が盛大に行われました。
2020年11月29日
「里山ビオトープ二俣瀬」創設 20周年記念祭が11月28日(日)が盛大に行われました。
二俣瀬小学校生徒29名、親子自然観察隊児童12名のほか、総勢125名が参加(http://biofutamatase.s1007.xrea.com/career2020.html#label201128)し、大変充実した記念祭でした。
オープニングは二俣瀬小学校の和太鼓演奏でした。全員女子生徒でした。最近女子が元気ですね。
より多くの写真などは里山ビオトープ二俣瀬をつくる会の上記HPのほか同じくFBで見られます。https://www.facebook.com/media/set/?vanity=BioFutamatase&set=a.4815130865195482
準備が大変だったと思いますが、近隣の農家から保存されている昔の農機具を借り出して、きちんとした解説付きのみならず、脱穀や洗濯板を使った手洗いの洗濯など、それぞれ実演が為されていました。
こども達は全部で5班に分かれて、①刈りとった稲の脱穀等の作業、2昔ながらの生活体験、③大豆のきなこづくり、④わら細工、⑤ビオトープ20年の歩み(展示)を順番に回り体験しました。
本当によく工夫されていました。
稲わらを用いて、草履をつくる実演も遣られていました。興味ある子どもは自分で縄を編んだりもしていました。
今年はコロナもあって、例年ある作業をしていなかったので、編み方を忘れがちになると言われていました。
20周年のあゆみの展示コーナーでは、ビオトープ二俣瀬がつくられるきっかけとなったことから、地元の人達が中心になって建設された過程、観察することのできる貴重な動植物の写真、昔の暮らしのイラストなどがまとめて示され、解説していただけます。
中でも、本来は、上流側から下流側へと、草原、湿地・ため池、水田の順がより自然ですが、最下流側が狭くなっていることもあって、水田の耕作に必要な重機を入れる道がなかったことで、逆にならざるを得なかったという説明でした。
確かに最下流側は狭くなるやや特殊な地形になっていて、道との高低差も大きくなっているので、なるほどと思われました。
いずれにしても20年の間、高齢化とともに、定期活動に参加する会員数は若干減りながらも維持されてこられ、この間、環境大臣表彰、コカコーラ環境教育賞、水環境文化賞等を受けられてきました。関係者の方々の地道なご努力に敬意を表します。
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