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新型コロナウィルス肺炎の感染が拡大しています。
2020年01月31日
新型コロナウィルス肺炎の感染が拡大しています。
中国本土の感染者数は1月26日2059人（死者56人）、27日2825人（〃81人）、28日4607人（〃106人）、29日6056人（〃132人）、30日8121人（〃170人）と増加し、日本における感染者も4人、4人、7人、8人、14人と増えつつあります。
さらに、31日には、中国本土の感染者数は9809人、死者数213人となっています。
今日の新聞によりますと、武漢市は封鎖状態にあり、人口1100万人（戸籍人口880万人）のすでに500万人もの人が脱出しているともいわれています。残された市民の生活はどうなるのか、見捨てられたことに憤り、国の指導部も、世界への影響、世界からの今後の反応も含めて、「体制を揺るがす危機」と受け止めて本気になっているということでしょうか。
折しも1月24日から30日までの春節の休みと重なり、春節を利用した観光客を期待した「日本の春節商戦も直撃」された形になっています。
12月始めに患者が発生しているのに、31日になって武漢市からの発表があったが、さほど危機感のある論調にはなっていない。
コウモリを食べたヘビを食べた人にウィルスが感染した、感染力はさほど強くないなど、あまり重大な影響を心配させるような印象をもたなかったと思います。
1月24日には、武漢市だけでなく、湖北省の13市・自治州が封鎖状態にあるんですね。
1月31日にはWHOが緊急事態宣言を出しました。
ネットでも、多くの注目すべき動画が発信されていますが、そのうち参考になるものを３，４上げておきます。予防の方法、ちょっとショッキングだったのは生物化学兵器の疑いがあるというものでした。また、中国の人達のＳＮＳなどから現状の情報を紹介するものも参考になります。
ただ、世の中、様々な意図を持った情報が氾濫していて、本当の所はどうなのか、誤った情報やフェイク情報を見分けるのはそう簡単ではありません。例としてあげた動画は、語る人の話しぶりや、顔を見て、聞くに値するのではないかと感じたものです。それぞれに色々な経験を積み、直の情報に触れて、真偽を見分ける力をつけいていかなくてはならないと思います。
先の、新型コロナウィルスの起源に関連して、国立環境研究所の研究者の一般的な論説があったので紹介しておきます。
始めに、「新型コロナウィルスは中国国内の野生動物に寄生していたものが発生源と考えられている」として、海鮮市場起源説を受けて、
感染症対策には生態学的視野に立った研究が重要であるとされています。
ちなみに、「人に感染するようになったコロナウイルスであるSARSはジャコウネコに由来し、MERSはラクダに由来する」と言われている。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/012900076/#q16
この記事のURL: http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5347
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