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周南市の水素利活用プロジェクトに関連して、補足です。

2019年11月16日

水素利活用の実証事業が行われている周南市卸売市場の2階にある水素学習室に、隔膜法による苛性ソーダの生産、塩素ガスと水素ガスの副生の原理が展示されていました。

電解槽に電気を流すと、Na+イオンのみがイオン交換膜を-極側に移動し、苛性ソーダNaOHが生成します。同時に、+極で塩素ガスCl2、-極で水素ガスH2が発生します。

現場見学の前の、(株)トクヤマの方の説明の中で、小学生向きの面白い実験が紹介されました。

先日の宇部まつりの展示でも、太陽光発電と水の電気分解による水素発生、その水素を蓄えて、燃料電池により電気に変え、プロペラを回す、ソーラー・水素燃料電地キット実験装置に興味を示す人たちが多かったですが、このスライドの装置はもっと簡単なものです。

鉛筆の芯を二本、ビーカーに入れた水にセットし、電池をつないで、(-)極で水素ス、(+)極に酸素を発生させます。

しばらくして、電池を外し、LEDランプにつなぐと、ランプが点灯するという、簡単な実験ですが、子供にもわかりやすくていいと感じました。

これは水素燃料電池の原理をしめしたものです。
以下の動画で見ると、よりわかりやすいです。
http://www.jari.or.jp/portals/0/jhfc/movie/01_wmv.html

先の動画と同じくJHFCの以下の動画で水素燃料電池車の装置の配置を見ることができます。
http://www.jari.or.jp/portals/0/jhfc/movie/movies/fcv.wmv

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