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第3回環境サロンで、自然共生型河川管理と環境DNAに関するお話をうかがいました。

2019年10月20日

遅くなりましたが10月2日に行われた第3回環境サロンの概要紹介をまとめました。

話題提供者の赤松良久先生は、2003年に東京工業大学で学位を取得され、琉球大学、東京理科大学等を経て、2010年に山口大学理工学研究科に赴任されています。

現在の研究テーマとして、以下のような、広範な分野にわたる内容をあげられ、意欲的な研究者です。
水・土砂災害調査研究、 河川生態系モデル開発、 河川環境評価手法の開発、 環境DNA研究、 VR/AR/MRを用いた流域環境の可視化(Virtual Reality:仮想現実/Augmented Reality:拡張現実/Mixed Reality::複合現実)、 UAVの防災・環境研究への活用、 車載式雨量モニタリングシステムの開発

かなり広い講演題目をお願いしたため、、学術的な内容を含め、多くの話題が提供された。まず流域圏を取り上げた研究プロジェクトとして、いずれも5年間にわたる大きなプロジェクトであるが、演者が関係された2つの研究の説明があった。

一つは、「流域圏の土砂・栄養塩動態の解明および統合管理技術の開発~亜熱帯流域を対象として~」(2005~2009)である。
沖縄では、サトウキビ畑などの拡大によって、赤土流出により珊瑚礁に被害を与えることが大きな問題になっていたが、琉球大学におられたこともあって、石垣島の名蔵川流域のプロジェクトである。

土地利用ごとに土壌の浸食量をWEPPモデルにより予測し、流域全体からの年間の土砂流出量の算出がなされた。土壌浸食量については、当然検証も行われたと言うことである。

わずか14.9km2の流域から年間4000tもの土砂が流出し、畑地等からは15t/ha/年もの浸食量があることが示された。 

また、珊瑚礁の海への栄養塩の流出は赤土の流出に比べて広く拡がり、珊瑚の衰退には富栄養化の影響もあることが示唆されている。

しかし、流域圏管理において、これらの結果を活かしながら、対策を如何に講じて行くかについては、企業の支援など財政支援措置などを含めて、なかなか難しいと言うことを感じられたそうである。

二つ目のプロジェクトとして、「伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発」(2006~2010)、伊勢湾流域圏の取り組みが紹介されたが、こちらは、大学、国の研究機関 などが連携したより大型のプロジェクトであったようである。

自然共生や持続性を認識しつつ、流域生態系の基盤・調整・供給のいわゆる生態系サービス機能や、文化面を含めた総合評価を試みたものである。

流域圏における3つの施策シナリオについて、それらの効果が予測され、伊勢湾への窒素、
リンの負荷がどう改善されるのかという結果が紹介されたが、石垣島のプロジェクと同様、
統合的管理の提案についてはそう簡単なことではなかったようである。  
(つづく)

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