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地球温暖化に伴う海面上昇について

2019年05月20日

海面上昇の原因は海洋の熱膨張・陸氷の融解の2つが主です。
世界の海面水位は西暦0~1900年間はほとんど変化していませんが、1900年以降は変化が大きいです。

海洋の熱膨張は海水の表層水温が上昇することにより起こります。陸氷の融解により海面上昇が起こるのはイメージがつきますが、海洋の熱膨張により海面が上昇するのはあまりイメージできませんでした。そこで、熱膨張によりどのくらい海面が上昇しているのか調べてみました。気象庁では海洋の熱膨張による海面上昇が海面上昇全体の何割を占めているのか算出しています。

1993年から2013年までの海面上昇量のうち約1/4が熱膨張によると考えられています。
海面上昇量の全体の約1/4が海洋の熱膨張によるものであることを知り、とても驚きました。地球の平均気温の上昇は氷の融解だけではなく、海洋の熱膨張にも影響し、海面上昇を引き起こしていることを知り、勉強になりました。

参考
IPCC AR4 WG1 - 概要及びよくある質問と回答
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar4/ipcc_ar4_wg1_es_faq_chap5.pdf

気象庁 世界の過去および将来の海面水位変化
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/knowledge/sl_trend/sl_ipcc.html

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