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第7回環境サロンの概要報告です。

2017年10月21日

第7回環境サロンは、(株)アースクリエィティブの栗原和実さんにご多忙の中ご無理をお願いして、会社の沿革、経営の改革、新規事業への挑戦、海外の調査案件などについて、大変参考になる興味深いお話を聞かせていただきました。

ちなみに栗原さんの座右の銘は、「知行合一」、稲盛和夫さんの誠和塾に参加されているそうです。40歳までは、専務を務められる傍ら、宇部青年会議所の仕事にも尽力されたようです。

なお、今回の企画は宇部志立市民大学OB会の岡田会長にお願いしました。

同社の前進は、昭和32年創業の宇部衛生工業社で、現在も主力は浄化槽の管理関連の業務です。

はじめに、浄化槽の状況について、説明していただきました。
当初は単独浄化槽のみでしたが、その後合併浄化槽が徐々に普及してきます。さらに近年は高度処理の合併浄化槽が一般底になっています。

しかしながら下水道の進展とともに、毎年少しずつ浄化槽管理の関係の仕事は減る傾向にあります。将来を考えて、先代の中島社長時代に平成18年にテクノパークに食品リサイクルセンターを稼働させ、食品リサイクル事業を新たに立ち上げられ、栗原さんの時代になって、より積極的な事業展開を図られています。

先述のように、浄化槽の設置基数の減少により、浄化槽関係業者の数も最近はすこしずつ減りつつあります。栗原さん達も将来を予測され、新規の事業展開を色々模索されたということです。

下の図は、参考までに、山口県の市町村別の合併浄化槽による汚水衛生処理率を示している。かなり地域差があり、周防大島町は将来的にも下水道はつくらず浄化槽による処理を計画しているようです。

さて、栗原さんは平成24年6月に社長に就任され、その半年前から、随分会社の経営改革に尽力されたようです。「社長はESに取り組む、従業員はCSに取り組んでほしい」として、社内のコミュニケーションを図り、社員一人一人のやる気を引き出すための工夫をされました。

その結果、8年間の間に、売上高では3.2億円から5.1億円、従業員も現在11名と8年前に比べると倍増したということです。

 2年前からJICAに支援をもらいながら、バリ島の方で浄化槽の改善支援の仕事をしている。カウンターパートはバドゥン県である。インドネシアの一番お金持ちの県である。
インドネシアの環境収入の4割を得ているとのことである。バドゥン県の面積は418km2、バリ島は山口県の9割くらいの広さである。バリ島の人口は500万人弱で、年間500万人の観光客がある。スター付のホテルだけでもバリ島で281中183がバドゥン県にある。その他スター無のホテルは491ある。

 何かお役に立ちたいと思っているが、困っていることはないかと聞いたら、水質汚濁やごみの投棄などの問題など、色々あると言うことで、早速現場を案内された。臭気もひどく。住民や観光客からも苦情があるという。昨年は川が一面泡だらけになったこともあるという。

 一流ホテルでも浄化槽の施設は整備されているが、曝気槽の混合液を30分置いても汚泥が沈まない。汚泥管理も全くできていない状況で、放流水のpHをリトマス試験紙で測定しているだけというような状態であった。

 今週月曜から県環境局長とその部下及びウダヤナ大学の環境の教授が研修に来られて、宇部の浄化槽2カ所を見てもらったが、管理をきちんとすればこんなに水がきれいになるのかびっくりされた。宇部市の下水処理場、ごみ処理場、リサイクル工場も見てもらった。

 ホテルの食品残渣も沢山出る。食品リサイクルもやりたいとの感想も。下水処理場も興味深く思われ、宇部市と業務提携できないかとも言われた。

質疑も以下のように活発に行われました。
○ 宇部市は市内 8,9カ所に廃食油の回収所を設けているようだが、食品残渣のバイオガス化について、コストや需要面で問題があるのか、市の熱意が今ひとつのように感じる。自治会として進めていこうという気持ちは持っているが。
 →BDFについて 単独では採算とれない。夜間はプラント動いていない。3ヶ月に一回点検するので、廃食油をもっと集められるよう企業努力も重要と考えている。油は浄化槽に入れるのは良くないということもある。
 2600程度顧客があるので、廃食油は、さらに集めることはできるのではと思っている。

○よくがんばってられるあと思った。ダンボールコンポスト5年間やっているが50軒中8軒がやった。現在は1軒になっている。一回ウジが沸いたが、毎日ウジ虫を割り箸で除いた。あらたにダンボールコンポストを始める家は、市全体で年簡700戸とのこと。 食品残渣のリサイクルにも協力したい。
→コンポストか飼料かで悩んだが、飼料の方に絞った。初期投資は大きかったが良かった。
まだ、量的には増やす必要があるが、一般家庭からは混ざり物がわからないので、ハードルが高い。事業系の場合は得体がわかっているので安心。腐った物が時にはあるが、これは焼却処分へ。
C:バイオガスは硫化水素腐食防止のために除去しなくてはならない。発電の場合は特に除去を徹底する必要がある。

○宇部高校SGHの発表会で佐伯先生のコメントに、京都議定書で伸びたが、農水省のレポートによって下火に向かった。鹸化率96.5%が高く、そういう難しさがあるのか。
 →バキュームカーでも使っているが当初はフィルター詰まるなどの問題があった。
C:廃油には油が分解して脂肪酸ができる。是が燃えるときに装置が腐食する。鹿児島のメーカーの装置でマニュアルとともにBDFの製造がなされてきた。鹸化率96%のところ80%程度だった。定年後佐伯先生と協同で研究したが、硫酸水素ナトリウムを触媒にして脂肪酸をメチルエステルにしておき、その後カセイソーダで鹸化すればほぼ百%鹸化される。しかし残念ながらそれをトレースしてくれるところがないようだ。現在は需要もかげっているので、そのままになっている感じがある。廃食油の備蓄は非常用にも役に立つのではないかと思う。
C:コストの問題もあるかもしれない。

○子供服買い取り事業について、宇部市の子供服リユース事業の場合、売れ残りはただで、多量に引き取とっていく人がいる。民間の流通に流れていないか気になるところ。
→わが社は古物商として、担当者が有価で引き取り、ネットで販売している。

○バリ島の取組は県のトップの理解もあるということで非常に期待できる。活性汚泥の濃度や沈降性について、良くない原因は。
→雨水の流入があり、濃度が低くなるのと汚泥返送もでたらめ、水温が高いのでDOが溶けにくいことがあるのではないかと思う。やることはたくさんある。
C:ハイテクではないかもしれないが、日本はこのような環境ビジネスで世界貢献できるのでは。是非がんばってほしい。
→浄化槽管理士が多勢いるので、人材活用のため、現地法人ができれば、時々派遣して仕事をしてもらえば、インセンティブにもなり、いいのでないかという夢を持っている。
C:下水道など集合処理では、人口が減ってきたときに維持が大変。人口密度が低いところでは分散型の浄化槽がいい。

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