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宇部自然保護協会主催の恒例 小野湖の清掃活動に参加しました。
2017年08月20日
今朝は、ほどよい天候に恵まれ、恒例の小野湖の清掃作業に参加しました。
到着が15分くらい遅れてしまったので、昨年と同じように、主回収場所の一つ上流側の小入り江で、2時間半ほど、孤軍奮闘しました。
昨年は水位が低かったので作業がしやすかったですが、今年は水位が高く、昨年12月に2回目の調査を試みたときに水位が高く調査を断念しましたが、覚悟を決めて降りてみると、意外に、木の根の下の空洞になっているところにごみが結構たまっていました。
上流側でのポイ捨て、釣り人の捨てたドリンク剤のビン、ごみ、肥料袋、化粧品等生活ごみ、草履、ボール、発泡スチロールの切れ端、測量杭、などなどあらゆる種類のごみがあります。測量杭は昨年もありましたが、ひょっとすると岸辺に打ってあった杭が、岸辺が崩壊して流れたのかもしれません。
分別計量は月曜にする予定ですが、今回とくに目立ったのは肥料の袋です。農業者も注意をしてほしいものです。釣り人のドリンク剤等々のごみも多いみたいです。マナーを守ってほしいです。
大型タイヤも二つありました。不法投棄でしょうか。持って帰るのも楽でなく、処分も困るので足場用にそのまま置き去りにしました。
なお、今年度は自然保護協会も、山口県環境保全事業団の環境活動助成の関係もあり、新しい試みして、ごみ分別を始めたようです。現場に立ち会えなくて残念でしたが、後日データをつきあわせてみたいと思います。
膝上まで水に入り、沖合のごみはかき寄せるのに苦労しましたが、ほぼ完全にきれいになったと思います。
長めのひっかき棒を学習館に撮りに行く時間がなかったので、家にあったアルミのひっかき棒が、少し短めですが、役に立ってくれました。
ごみ袋40L入りでほぼ6,7袋回収しました。
灯油の入ったポリ缶がありました。どうしょうかと思いましたが、中身を開けるわけにもいかず、そのまま一応持ち帰りました。
飲み物容器でも中身が残ったままのものも結構あり、ポイ捨てする人は食べ物を大事にしない人が多いのかもしれません。
おみやげに平らの石を二つ拾いましたが、積み忘れたようです。それにしても現場は小野大橋からかなり戻るので、遠いですね。ダムサイトの横から入れるようになればいいのにと思います。
ごみを積み終わり、長靴とワイシャツをやり変えて、少し仰向けに横になったら、木々がきれいだったので写真を撮りました。
帰り道、小野大橋を渡る時に、湖面の色がかなり植物プランクトンが多そうなので写真を撮っておきました。ごみ回収の作業場所はよりプランクトンが多そうな色でしたね。
往路カーラジオで、全国の砂浜がやせて、海水浴場の環境が悪くなっている、その原因として、ダムの影響も挙げられていました。
ダム湖はまだ富栄養のままですが、栄養がダム湖にトラップされるため沿岸域の貧栄養化が問題になっています。今の時期、底水層が貧酸素になり、底泥からの溶出でリンや鉄濃度が高くなりますが、選択取水でこの水を下流に放流することを新権威考えてもいいと思います。
また同様に場所によっては、降雨時、表面放流だけではなく、底層放流で砂も下流に流すことも検討したらどうかと思います。 (文責;浮田)
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