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7月1日のときわ公園サロンについての参加者のお一人の感想です。
2017年07月15日
当日参加された山切さんから、サロンの印象の残ったことと、感想が寄せられていたので、遅くなって恐縮ですが紹介させていただきます。
1 末広講師のお話で印象に残った言葉(木に対する愛情、尊敬の心が滲む)
1)木を見て、触れると、大きな元気をもらう。霊気と言ってもいい、力強さをもらう。
2)お宮や神社の森には、大きな木が沢山ある。何十年もの風雪を耐えてきたその姿に、荘厳さを感じる。1)、2)に関連してこども達の環境学習においては、このような雰囲気を身体で感じさせることが大事だと司会者のコメントもあったが、自分も同感である。
3)私の家でも、30数年経った木を一本残している。もう10年も経つと屋根の邪魔になるので、切らないといけなくなると思うが何とか残したい。私と木とどちらが先か、そういう心境だ。(司会担当がお宅までお迎えにあがったとき、外に比べてお家の中が大変涼しかったのは、この木のためだったのかもしれません。)
4)木は100年,200年、300年と長い期間、生きてくれる。その木を見ながら、子供は育ち、そして次に世代に受け継いでいく。木とはそういう言うもの。そういう目、気持ちで。木に接していただきたい。
2. ときわ湖に学んだこと(興味深かったこと)
1)ときわ公園の植物の種類は1035種。山口県内の植物の種類は3000種だから1/3が集まっていることになる。
2)ときわ湖は灌漑用のため池で、三百数十年前に権左衛門が中心となって築造。
戦時中、厚東川から用水路が建設されたが、当初、蛇瀬池から引水する計画であった。周辺地域に水源涵養林が少なく溜まりにくく、水量不足のため、改めて厚東川から水路を掘削して引水することになった。このため、私にときわ湖が水不足になった記憶がない。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=4562
3)明治初めより、ときわ湖周辺で石炭が採掘されるようになった。然し、質、カロリーで問題があり、次第に閉坑になり、埋め戻されて行った。しかし、採掘で堀り上げられた廃土が盛り立てられた場所は、その殆どが植物の生育、植栽に適さない痩悪地になっている。
感想をお寄せいただきありがとうございました。
聴く者によって、受け止め方が違いますので、参加者の方からどんどん反応を送っていただくと、議論が活発になるのではないかと思います。
ご遠慮なく、送っていただければありがたいです。また、毎回のサロンについて、印象に残った展などに関して、簡単なアンケートをとってはどうかとも考えています。
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