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2月4日 椹野川河口域・干潟自然再生協議会に参加しました。

2012年02月04日

秋穂二島にある山口県漁協山口支店で開かれた第13回の標記自然再生協議会に参加し、いろいろ勉強になりました。この協議会は2007年に発足し、行政、漁業者、市民、研究機関などが、連携して、椹野川河口域の干潟にアサリやアマモ場を復活させる取り組みを続けています。

 かつてゆたかな海の幸に恵まれていた山口湾も平成9年以来アサリの漁獲はほとんどゼロになりました。原因の究明のための研究、アマモの植栽、干潟の耕耘、被覆網によるナルトビエイなどによる食害防止など色々な対策もとられてきています。沿岸漁業の衰退は、山口湾に限らず、日本全国で程度の差はありますが、問題になっています。

 今回はアサリの環境に関して工学博士号をとられた藤井さんの発表や、山口県環境保健センターによる南潟のモニタリング結果、水産サイドの取り組み、原田さんによるカブトガニ幼生の調査、大学生有志の椹野川流域活性化の取り組みの報告などが行われました。この辺りで一度、これまでの成果を総括し、今後どのような展望をもって取り組むのか議論が必要という意見も出ました。
山口県県自然保護課では、干潟の生きものに関する環境学習教材の作成をし、今年度末には完成するそうです。またとくに印象に残ったのは、漁協の方々のカイガラアマノリの養殖と製品化のお話でした。

山口県防府水産事務所等の協力もありますが、平成20年から工夫を重ねられ、努力が結びつつあります。乾燥した製品は15gで千円という高価なものですが、大変人気があります。お湯を注ぐだけのスープをごちそうになりましたが、さすがに美味しかったです。カイガラアマノリは絶滅危惧種で、全国で山口、広島、千葉にしか残っていないそうですが、養殖して食べる分には問題ないようです。(館長)

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