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11月7日のエコ市場には(FCV)ミライが来ます

2015年10月16日

 CO2排出がゼロの究極のエコカー燃料電池車(FCV)の「ミライ」がやってきます。

 ミライはトヨタ自動車が2014年12月に発売した、量産型としては世界初のセダン型燃料電池自動車です。

 発売以降人気が高く、企業や官公庁、環境意識の高い個人からの注文が相次ぎ、受注台数は国内だけで3,000台を超えているそうです。

 水素を使って発電する燃料電池など、専用部品の量産が難しく、受注が生産能力(年700台)を大きく上回っている状況だそうです。

 トヨタは生産能力を16年に2,000台、17年に3,000台に引き上げる計画の様ですが、海外への輸出も計画されており、当分高値の花が続きそうです。

 ともかく、実車が11月7日、エコ市場にやって来ます。

 見て、触れて、まじかに迫ってきている新時代を体感してみませんか。

 また、トヨタは一昨日、中長期的な環境への取り組みをまとめた「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しました。

 それによりますと、2050年の新車走行時の平均二酸化炭素(CO2)排出量を10年比で90%削減するなどの目標を盛り込んでいるとのこと。

 その実現に向けてハイブリッド車(HV)に加え、CO2排出がゼロの燃料電池車(FCV)などエコカーの普及を加速するとのことです。

 かつて、ガソリンエンジンの象徴の様な青白い色排気ガスはさすがに見なくなったが、今度はあのエンジンの始動時の振動、音も消えてしまうことになりそうです。(P)

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