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今年のコスモス国際賞が決まりました

2015年08月01日

 コスモス国際賞と言っても知っておられる方はあまりおられないかもしれません。

 という私もニュースを見るまでは知りませんでした。

 「コスモス国際賞とは、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」を記念し、その理念である「自然と人間との共生」の継承、発展を目的に、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が創設した国際賞だそうです。

 この賞は1993年より始まり、対象は地球上のすべての生命現象に関し、生命体相互の関係性、統合性の本質を解明しようとする研究や業績で、具体には、自然界における生命のさまざまなありよう、及びそれらと人間との関わり、自然の一員として人間の文化や文明活動に関する研究や業績であって、「自然と人間との共生」という理念の発展に貢献すると認められるもので1個人または1グループに賞金4000万円を授与するものです。」(ウィキペディアより引用)

 今年が23回目、その受賞者が昨日決まったそうです。

 今年の受賞者はスウェーデンのロックストローム博士だそうです。

 ロックストローム博士です。(公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会HPより)

 博士はストックホルム・レジリエンス・センター所長で、ストックホルム大教授。人類が気候や生態系などに対して与える圧力が、ある限界を超えた時に、元の状態に戻れない壊滅的な変化が起こると指摘した。

 そしてその限界点を把握することが重要であるとの考え方を示し、持続可能な地球についての国際的な研究の枠組みである「フューチャー・アース」構想に大きな影響を与えたとのことである。

 授賞式は11月5日、大阪市中央区のいずみホールで行われ、副賞として4000万円が贈られる。

 これまで22の個人あるいは団体が受賞されているが、日本関係は1995年の第3回大会に大阪市立大学名誉教授の吉良龍夫博士が受賞されたのみでそれ以外はすべて外国の個人あるいは団体が受賞されている。

 地道な研究であろうが是非、吉良龍夫博士に続く日本人を期待したいです。(P)

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