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宇部志立市民大学環境学部の同窓会で、「環境倫理について」 議論しました。

2015年05月30日

 今年度の環境サロンはまだ予定が立っていません。環境省の平成27年度「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」に「地域における持続可能な環境教育のための体制づくり」を申請し、その審査待ちでしたが、一昨日、残念ながら不採用の通知がありました。 急いで対応を考えなくてはなりませんが、とりあえず、本日どんな議論があったかを紹介させていただきます。
 
講演の内容は昨年環境サロンで話したものを一部リフォームしたものです。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=2187
https://www.youtube.com/watch?v=nefK0p8SsKo

 環境問題の現状の説明を短縮して、イスラムやキリスト教の環境倫理を少し詳しくし、倫理皆無のグローバル企業の例、空海の生き方などを付け加えました。

 話の後、一部脚色していますが、以下のような活発な議論がありました。
○家庭での子どもの教育は、やはり競争に勝てる人間になってもらえるよう力をつけることに関心が行ってしまう。また、このような考え方は大事だが、どうしても快適な生活にあこがれてしまう。
→勉強だけしていたのでは、社会人になったときに十分な力が発揮できないのではないか。
人間の本性かもしれないが、それだけにしっかりした宗教倫理がないといけないのではないか。

○競争がなければ発展がない。世界の大金持ちビル・ゲイツの財産は9.5兆円、ユニクロの柳井さんは2.4兆円という。取り尽くすというのは善くないと思うが。
→金持ちが幸せとは限らないのではないか。しあわせ度=経済的な豊かさ×精神的な豊かさであるという考え方もある。

○若者には期待している。悲観していない。3.11以降ボランティアに行っている若者も多い。昔に比べると確かに電気も水道もたくさん使い、ごみもたくさん出す贅沢な生活をしている。「贅沢しない」という覚悟を持つことが大事だと思う。
→若い人達にできるだけ迷惑をかけない老人の生き方は大事だというのはその通りと思う。(たしかに若い人達は可能性があり、自分も歳をとったので、悲観的な見方になっているのかもしれない。ただ異常な事件も多い)

○家の中にモノがあふれて、整理に困る。子どもの世代は思いきってどんどん捨てる。大量消費しなければ経済がまわらない現状がある。
→たしかにそういう経済の仕組みになっている。世界中どこでもゴミ問題がある、その構造的原因だ。しょっちゅうテレビコマーシャルなどにさらされ、まともな考え方ができないようになっているのではないか。
社会主義経済は資本主義にとってかわられたが、資本主義も変わらなくてはならない。
 紹介したイランのホメイニ師の言葉のように、世界の国が経済活動をコントロールできるような法律をつくり、そして国際的な取り決めをしてそれを実践しなくてはならないということだろうが、簡単なことではない。

○ブレークスルーサイクルの構造は理解できるが、実際には色んなしがらみがあり、むずかしい。実社会では、業績主義がきびしく、理想的には行かない。
→競争が激しすぎて、余裕がなく、働いたわりには冨は一部の大金持ちに吸い上げられ、決して良いしくみとはいえないのではないか。

○江戸時代は意外に良い時代だったといわれる。それは儒教を学問として学ばせたことにある。なかでも年寄りを大事にすると言うことを教えた。40代くらいで隠居した。若い人に場所を譲ることも大事な考え方かもしれない。
◎老人は主体的に生きること、医療費を使わないように心がけることが大事だと思う。

○モンサントの話が出たが、企業倫理も大事。派遣労働に頼る企業などはいずれ淘汰されていく。人間もバカではない。
→マスコミも含めて、情報コンロールができるので、健全な市民の考え方が育たないのではないか。世界全体に宗教が後退したのが問題ではないか。宗教自体のリフォームも必要。教育の場でも、特定の宗教は教えてはいけないだろうが、どう生きれば良いかの大事なことはしっかり小さいときに教える必要があると思う。
                                      (文責:浮田)

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