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PRTR化学物質の集計ー1
2015年03月28日
PRTR法「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」については1999年7月13日公布、一部の規定を除き2000年3月39日施行法成立し、2001年度から毎年国へ報告されたものが開示されている。
この法律は政令で指定された化学物質を取り扱う事業者が、指定化学物質の環境への排出量・移動量を把握し、国に届け出ることにより、環境あるいは人体に有害な化学物質がどのような発生源からどのくらい環境へ排出・移動されたか、というデータを集計し、公表する仕組みです。
一般に公表することにより市民による注意を喚起し、ひいては事業者の排出抑制を促し、環境中の化学物質のリスクを減らすことを目的としています。
最新の情報である平成25年度の集計データが今月、公表されたのでそのデーターをお知らせします。
(出典:環境省HPより)
まずはじめに、全体像である届出及び届出外のこれまでの推移をグラフで示します。
これを見ますと届出の排出量は届出開始の2001年度に比べて約半分まで減少しているが一方移動量はあまり減少していないことが分かります。
一方、届出外を見ると対象業種が約10分の1に低減している。
これは法律施行後の執行猶予期間が過ぎた2年後の大幅な変更により生じたものと思われます。
そのほかの届出外は届出開始の2001年度に比べて押しなべて70~80%までに減少している。
このあたり、届出事業所が約半分まで低減している努力に比べるとまだまだ努力する必要を感じます。
次に届出の排出量の変化をグラフで見てみます。
これを見ますと排出の約9割を示す大気排出が届出開始の2001年度に比べて約半分に低減したものが大きく貢献していることが分かります。
今後ともこの推移を見ていきたいと思います。(P)
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