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地球の教科書
2015年03月03日
学習館の蔵書として入手した新刊書を紹介します。
タイトルは「地球の教科書」です。
出版社HPよりの著者からのメッセージを記載します。
「地球は豊かな自然に恵まれ,季節とともに移り変わる多様な姿を楽しませてくれる.
たくさんの生命が生息するこの豊かな表層環境は,太陽系の他のどの惑星にも見られない地球だけの特徴である.
この環境がどのように獲得されたのかは,きわめて興味深い問題であり,本書でも重要なテーマとして考察の対象になる.
この問題で主役をつとめるのは海である.
豊かな環境もときには暴風雨,地震,噴火,津波などを起こして人間社会に牙をむく.
逆に,人類のつくりだした文明は自然に手を加えて大きく変貌させてきた.
人類に物質的な豊かさをもたらすために自然の領域を侵略し,砂漠化や海洋汚染などを進めて生命が共有する住環境を悪化させてきた.
最近は地球温暖化の悪影響が世界的な関心事になっている.(中略)
地球科学はまだ完成の域に達していない.実用的にも,地震や噴火の予知は社会の期待に応えられるレベルからほど遠いし,地球温暖化と二酸化炭素排出量との関係についても不明な部分が少なくない.
それでも,人類は自然災害に立ち向かわなければならないし,地球環境の悪化をくい止めなければならない.
だからこそ,ひとりひとりが地球への理解を深めることが重要なのである.」
著者:井田 喜明(いだ よしあき)
1941年 東京生まれ。
東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科地球物理博士課程修了。マサチューセッツ工科大学、東京大学物性研究所、同海洋研究所、同地震研究所、姫路工業大学(2004年度から兵庫県立大学)などで研究・教育に携わりながら、日本火山学会会長、火山噴火予知連絡会会長なども務める。
現在はアドバンスソフト株式会社研究顧問。東京大学名誉教授。兵庫県立大学名誉教授。専門は固体地球物理学。
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