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8月17日環境サロン~こころの環境づくり第3回で青年海外協力隊経験者お二人の話を聴きました。

2013年08月18日

 梅下知子さんは、宇部高専卒業後、島根県玉造温泉、北海道別海で酪農、山口県でイラストのアルバイトを1年間してお金を貯め、ニュージーランドへワーキングホリデー制度を利用して8ヶ月滞在した。滞在中は有機農業、パーマカルチャーを実践しているところを転々とした。帰国後は長野県自然農法センターで農業研修を1年、さらにそこで半年間引き続きアルバイトをして、青年海外協力隊の試験に応募。

 合格後、沖縄県宮古島で農業研修、長野県駒ヶ根で語学訓練(フランス語)を経て、2010年6月西アフリカのニジェール共和国に野菜栽培の指導で赴任した。しかし治安悪化のために、2011年3月に一時帰国。2011年6月に改めて中央アフリカのガボン共和国へ再赴任し、2012年6月に帰国された。
2012年9月から船木で古民家と畑を借りて住み、2013年3月タイマッサージを習いにタイに行き、これも業としたいということ。このように大変多様な経験を積まれている。
小さい頃から海外旅行が好きだった家庭だったこと、中学校のときに青年海外協力隊の話を聴いて行ってみたいなという気持ちを持ったとのこと。

 ニジェール共和国は北2/3が砂漠、南1/3はステップで人が集中している。面積は日本の3.4倍だが、人口は0.12倍。イスラムが80%である。フランス語圏だがほとんどいくつかの民族の現地語しか通じない。ウラン埋蔵量が世界題3位らしい。
世界最貧国に属するが、東日本大震災では200万円の義援金が送られたそうだ。

一方ガボン共和国は赤道直下、面積は日本の0.7倍で2/3が森林、人口は日本の0.12倍。キリスト教が73%で、イスラム12%である。公用語はフランス語で、かなり通じる。シュバイツァーが滞在して生涯を捧げたところである。ウラニウム、マンガン、鉄など資源の宝庫で。、石油もとれるため、比較的裕福である。日本人の大型類人猿(ゴリラ・チンパンジー)の研究も行われている。

ニジェールでは落花生せんべいなど加工品作りの指導、野菜作りについては雨が少ないところなので、畝を盛るのではなく、むしろ低く掘ってつくるそうだが、レタスは1ヶ月くらいで収穫できる。
主食はひえ、あわなどのミレットといわれる雑穀類で、お米は輸入品でお祭りとか、高級なレストランでしか食べられない。地方独特の倉庫に貯える。女性がミレットを杵でついて、粉にする。重労働である。電気はない。肉は食べれない。お茶(リプトンとか中国茶)はよく飲む。豆腐は昔日本人が伝えて普及している。野菜など買うのも値段がついていないので交渉をして買う。仕立屋はコンビニのように多く、男が仕立てる。
公立学校の他にイスラム学校があり、授業料無料で、給食は托鉢して食べる。
日干し煉瓦は土にわらを混ぜてつくる。ヤギが多かった。
調理場は家の外にあるもの、家の中は砂が吹き込み、毎日砂埃がたまる。パソコンなど砂よけに神経を使う。警備員を雇ったが、一家が住み込みになった。ときどき、協力隊員が集まって日本食を食べた(女性4名)。

ガボン共和国では、野菜栽培するにも、ジャングルを開いて畑を作ることになるので大変だった。
日差しを調節するためヤシの葉で蔭をつくる工夫もした。堆肥づくりも教えた。

キャツサバをバナナの皮で巻いて、すこし発酵したものをよく食べる。冷蔵庫は飲み物を冷やすところで、残り物や食べ物を保存するという文化はない。

 観光は滝が多いが、道なき道を枝や草をはらって行かなくてはならず、なかなか大変。精霊信仰も残っている。ムスリムの結婚式に出たが、朝から晩までただ踊り続ける。

 小野万里さんは現在、山口県JICAデスクを勤めている。宇部高専から岡山大学工学部を卒業後、2008年~2010年にかけてアフリカザンビア共和国に理数科教師として赴任した。

 ザンビアは人口日本の1/10、面積は日本の2倍。公用語は英語だが、現地語もニャンチャ語も使わなければならない。
宗教はキリスト教75%、あとイスラム、伝統宗教など。日曜日は学校が教会になる。
ザンビアの国旗の緑は大自然、赤は独立の血の色、黒は肌の色、橙色は銅の色。ワシは問題を乗り越える力を表す。
独立前はローデシア、東京五輪中に独立してザンビアになった。最貧国の一つだが、銅の世界的生産地。

 2008年赴任時2千円が5万クワチャだったが、2年後千円になった。今はゼロ三つをおとすデノミネーションが行われているようだ。物価は日本とそんなに変わらない感じだった。
主食はトウモロコシの粉で、塩、トマト、タマネギ、油が調味料。腹持ちがいいので1日2回くらいですむ。芋虫(カタピラー)を食べる、トンボのようなものも食べる。最初は食べられなかった。即席の味噌汁は向こうの人は食べられなかった。
オクラは英語でもアフリカでもオクラ、原産がアフリカらしい。スイカも元々はアフリカらしい。
首都ルサカは都会。トヨタ、ホンダの中古車が多い。公共のミニバスも日本の幼稚園の送迎バスだった。観光としてはビクトリアの滝、カノエ国立公園など。
内陸国なので海がある日本はいいと思った。治安がいい国とはいえ、扉には鉄格子があり、家の鍵が半端ではなかっった。トイレも調理場も別棟だった。水道はなく50mくらいは慣れた井戸に水をくみに行く。電気はあるが、停電が多く安定しない。

 モオンバ小中学校の8,9年生に理数科を教えた。1年生から7年生まで義務教育、現地語で教えるが、8年生から英語で教える。7:30~13:50で、給食はない。途中休みが20分あるだけ。音楽、美術はない。3時間くらいかけて歩いてくる生徒もいる。

 理科ではできるだけ実験を取り入れるようにした。学校にも水道はなく、水を使って実験をするにも、井戸水からまず澄んだ水をつくるのに、ろ過煮沸など手間がかかった。先生が黒板に板書して、それをノートする。実験はほとんどやられない。ビーカーを取り寄せたりするのではなく、ペットボトルを利用したりした。
数学は計算が極端に弱い。小学校でも十分にやっていない。計算問題に重点を置いた。時間外でドリルをやらせたりした。教科書を持っていないので、ノートの取り方を指導した。
 はじめの1年は自分の授業(週27コマ)をするだけで精一杯だった。
2年目は、問題点が整理できてきて、・宿題をやってこない、・雨が降ると欠席する生徒がいる、・先生の体罰、・先生がストライキで休むこともあった。よく聞いてみると公立学校なのに6ヶ月も給料不払いということだった。
 授業研修の時、数学の計算のコンテストのイベントをしたこともある。
 ストライキの時に家庭訪問もしたが、雨が降ったらこれない理由もわかった。親の教育にタイする気持ちも当然温度差があり、学校を休んで、商売を手伝ったりしている子どもも多い。

議論:
・アフリカへ行くと決まったとき、ご両親のリアクションはどうだったか?。
→(O)大学時代、でんじろう先生のアフリカでサイエンスショーを見たことがあり、自分もできるかもと思った。協力隊に受験したが、落ち、その後2回挑戦して合格したが、とくに反対はされなかった。 (U)反省も賛成もされなかった。
・中学校の進学率など男性女性の違いはあるか?
→小学校は85%くらいだが、中学校は50%以下、男尊女卑の傾向はある。
。卒業後、どんどん地元からでていったりする?
→(O) 夢は何と聞いたことがあるが、夢なんて持ってもしょうがないんだと言った生徒がいた。一方、日本につれてってという生徒もいた。
(U)ニジェールはあまり聞かなかったが、ガボンは結構外へ出て行く若者も多い。
・言語についての苦労は?
 →(O) 一ヶ月間現地で研修もある。ザンビアではかなり英語がしゃべれた。
(U) 日本で2ヶ月フランス語、現地で1ヶ月現地語研修。ニジェールの時は現地語で比較的簡単だった。現地語は生活の中で憶えたので、憶えやすかったこと、また、文法も簡単だったこともあるかもしれない。
・日本でも、英語を小学校でやるようになったが、どう思うか。
→しゃべれるに越したことがない。英語にコンプレックスをもたないで住めばいいのではと思う。もちろん内容は一番大事だが。
・日本の好感度はどうだったか。アフリカにぶらり旅でいったらどうなるでしょうか。
→(O)ザンビアの人はみんなかったかい人柄。協力隊員に連絡して、是非現地の人に接してもらいたい。ザンビアでは60名くらい協力隊がいた。中国人より、日本人には好意的で評判いい。電化製品に強いイメージでテレビを直してくれと言われたことがある。日本車の性能はいいとか。しかし、地図で日本はどこかと聞くと、答えられない生徒は多い。
・国際協力における協力隊の存在は大きい印象を受けた。
→ニジェール協力隊員5,60名。企業は2名。ガボンは日本企業も少しきていた。自分の近くでは女性が4名、男性が2名だった。しかし中国人はもっと、専門家派遣や協力隊員が多かったと思う。井戸や橋をつくったりしている。
・実際に行って帰国後、考え方がどう変わったか?
→(O)はじめは人でやると思っていたが、一人ではないもできない事が分かった。そのためには人によく説明しなければいけない。周りを巻き込まなければならない。日本から味噌汁を送ってもらってありがたかったこともある。
(U)その後、人が好きになった。行くまえは1人で犬と山ででも暮らそうかなと思っていたが、アフリカで家族のあたたかさを見て、ああいいもんだなあと思った。
・自立支援が大事という、協力の基本的な考え方についてどう思うか?NHKの番組ようこそ先輩で、もと水泳選手の井本直歩子さんが、学校に行きたいが、行けない子どものことを、クラスの生徒達に考えさせていた。
→任務は理数科の授業をやることだったが、周辺の条件が問題と言うことがよくわかった。学校や道路電気などインフラストラクチャーの整備だとか、先生の給料、1万円とか1万5千円と低いけれども確保する基本的な問題だとか。また、現地の先生と同じ条件で、工夫することが大事ということも実感した。
・青年海外協力隊の処遇はどうか、帰国後の就職のフォローアップの制度などあるのか?
→20から39まで青年海外協力隊、40から69までシニアボランティア。職種は120ある。職種、赴任先は3つくらい選べる。現地生活手当は、赴任先によって違うが、月3万円くらいか。現地JICA事務所がいろいろ配慮し面倒を見てくれる。業務費の援助をうけることもある。国内積立金は年々減少して7万円程度になっている。
 帰国後は、奨学金、学費免除などサポートもある。就労カウンセラーもある。現職参加制度はそれぞれの企業の理解による。
・野菜作りを教えるとか、おかしづくり、堆肥づくりなど、すごいと思う。
→教えるということではなくいろいろなことを現地の人と一緒にやっただけ。
・協力隊なぜ女性が多いのか?男に覇気がないということか?
→あまりよく分からないが、女性の方が現地適応力がある、なじみやすい事はあるかもしれない。男性は食べ物が合わずにやせたり、女性は太ったりする人も多い。
・かりに、宇部市長になったとしたら、どんなことをしたいか? (外国の生活を通じて、ふるさとをどう思ったかということにも通じる質問)
→(O)日本中心に考えていた。外国の人から見るといろんな国の中の一つだという感覚が身についた。そういう経験をしてみることは大事と思う。市長になったら、ザンビアと友好関係を持ち、市民にザンビアにいってほしい。
→(U)中心市街地を活性化したい。改めて銀天街を歩いて、寂れたと思った。店を借りようと思ったが、月4万円と聞いて断念している状況。
・船木に住んでいられるが、梅下さんのような若い人が是非、本気で農業に従事して、休耕田を利用して、農業を大切な仕事にしてもらえないかと期待します。
→ニジェールは循環型農業だった。ガボンは現金を得るための農業だった。

Youtube は以下でご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=THIJwIQodMk
http://www.youtube.com/watch?v=t4FJFstNagc

次回8月22日の環境サロンでは里山の保全と再生で、周南市の地域おこし、集落支援員の方のお話を予定しており、宇部市の地域支援員の方も交えて、そういった問題を考える予定です。

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