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-------- 2024年 --------
今年の新川市まつりの出典の状況
2024年05月11日
5月5日の新川市まつり、何とか好天に恵まれて、全体ににぎわいました。
われわれ、うべ環境コミュニティーも11月のうべ祭りにつづいて、同様の出展を行いました。
エネルギー変換装置の実演はそれなりに子供たちの関心を引いてくれましたが、マイクロプラスチックの可視化にはあまり関心を示してくれませんでした。
やはり何か実際にモノを作るだとかいう、体験型のほうが人気がありますね。
今年は、水辺の微生物の可視化もしたらどうかということで、前日に塩田川や真締川でサンプリングをしましたが、河川の場合は、水草に付着した藻類を含んだ水をサンプリングしました。
しかし、準備不足もあり、いずれも動きのある動物プランクトンや微小動物をうまく見ることはできませんでした。
翌日に常盤中学校の近くにあるため池から採取した水のプランクトンを翌々日拡大してみた写真の中には細長い動物が映っています。
次の写真は、真締川の山口大学病院通りの少し上流部の、医師の護岸にふちゃうkしたミズゴケ?を含む水を観察したものです。
採取して3日経っており、しかも採取後運搬途中に瓶が倒れて、水がほとんど残っていなかった試料なので、シャコの幼生?のような微小動物が、ミズゴケ?に付着したわずかな水の中で、付着藻類などを盛んに食べているのを観察することができました。
藻類や微小動物などの名前はほとんどわからず、草や木とは違ってネットで調べるのも簡単ではありません、
次の写真は、洗濯機の繊維くずトラップに貯まったものをとっておいて、すでに乾燥したものを、そのままマイクロスコープで拡大したものです。
色とりどりの、いかにも簡単には分解されないような硬い感じのする化学繊維の塊を見ることができました。
おそらく下水処理場で全部除去されるわけではなく、一部は海に排出されたり、下水汚泥に移行したものをコンポスト化したものが肥料として使われた場合も、途中でも簡単には分解されないのではないかと懸念されます。
最後に本命の海岸の砂の拡大写真です。
常盤海岸西詰の砂に少量の水を入れて時間を置いた後、新しく乾いた砂を水の表面に入れるとほとんどの砂が沈まずに水面にとどまります。
これに、少量の界面活性剤を吹き付けてやると、少しずつ微細気泡が無くなって、浮いた砂が沈んでいきます。
気泡がなくなっても浮いている白いものはおそらく発泡スチロールのマイクロプラスチックです、このあたりの観察を子供たち自身にやってもらうといいと思われます、
しかし肉眼では灰色に見える砂が拡大してやるときれいな宝石のような色合いを示すのはいつも感心します。
今後の課題として、少なくとも、長さがわかる工夫は要りますね。
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