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第5回ESD研修会報告(その2)パネルディスカッション

2021年03月16日

 その前に、(その1)において、スペースの制限のために載せられなかった図2枚を参考までに示しています。

 パネルディスカッションは、今回の研修会の主題であった「宇部市におけるコミュニティ・スクールとESDの課題」について、講演いただいた藤井一憲さんと、宇部市教育委員会学校教育課長松岡千鶴さん、コミュニティ・スクール推進課長松本鉄己さんに加わっていただき、司会は浮田が担当した。

司会:上宇部中学校のケースは大変先進的な取り組みで、もうやることがないという印象である。ただ。ESDの重要性については、環境分野の研究に永年携わってきた経験から人類文明の持続性に懸念を持っている。
 ESDは持続可能な開発のための教育という意味だと思うが、そういう観点からこれからの難しい時代に子ども達に「生きる力」をつけることが大事だと思う。子ども達に身につけさせたい7つの力や態度が挙げられているが、持続可能性をあまり意識されていないという印象を持っている。
 まず、ESDのイメージについて、お聞きしたい・

松岡 SDGsの担い手づくりという位置づけであるとは思う。
松本 地域から学校教育、住み続けられるまちづくりに一番の重点を置いている。地域と学校の連携をもっと推進する必要があると思っている。
藤井 宇部工業高校がESDに取り組むとき、先の7つの能力に着目されているが、中学生には7つの力より、SDGsの17のアイコンの方がより、入りやすいのではないかと思った。

司会:お話を聴いていて、地域づくりに重点が置かれているが、もう少し大きく見た場合それで持続可能ということになるのだろうか。

藤井 まず地域づくりが大事ではないかと思う。地球全体を考えることも大切だが、地域の存続をまず目指したい。
松本 そこに住み続けたいと思うことが大事。ふるさとの自然を未来にも引き継ぎたい。
松岡 子ども達にとっては、まず身近な問題として、自分で考えて行動するということになる。それが将来的に徐々に環境が広がっていくのではないか。

司会 すべての生徒についてもうまくいっているのか。 憲法26条に「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」とある。恵まれない子ども達も多くいると思う。
 最近、林竹二さんの「教育亡国」という1983年刊の本を読んで、戦後、1950年あたりまで、GHQの下で教育改革が行われたが、ESDを先取りしたような内容だった。しかしGHQの撤退後に、昔の上意下達の教育体制が復活した。その後、尾崎豊の「卒業」という歌が流行し、現在世田谷区長をしている保坂典人さんは内申書事件もあった。
現在は学力テストの点数で、生徒を選別している。それが過剰になっているのではないか。成績評価で落ちこぼれて社会に反感を持ったり、非行に走る子もいるのではないか。

藤井 SDGs4の「質の良い教育をみんなに」の観点から言うと、地域の方が入ってコミュニケーションをとってもらえる。週2回ほど多いときは9人くらい来られる。今は主体性、強度性を評価するようになっているし大学入試でも少しずつ変わってきている。
 ニューカッスルでは大学で受験生がプレゼンする。子どもとともに学ぶオーストラリアの学校ではプレゼンの仕方を教える。先生は学び方を教えることが大事、情報機器の使い方も子どもの方が優れている場合があるので、学校だけではむずかしい。地域の人や専門家の助けも必要だ。
 学校が荒れるという点については、先生と生徒はどうしても縦の関係であり、生徒は行動で反発する。しかしここに地域の人が斜めの関係で関わるとうまくいく場合がある。岩国の学校での経験だが、ある子供が地域の人の展示物の鏡を壊したことがある。先生が「一緒にあやまりに行こう」と言った瞬間に子どもが変わり、作品を作ったおばあちゃんに誤りに行って、その人がその作品を作った思いを語られたらその子供の目に涙を浮かんだという。子ども達は地域の人に褒められると先生からほめられるよりうれしい。

松岡:10年前に比べても やはり地域の人が関わってもらえることで、子ども達は落ち着いてきていると思う。たしかに昔に比べて知識は得やすくなっているが、得た知識をどう活用するのか、教師も生徒と地域をつなぐ役割を果たし、学校、家庭、地域がともに新しい教育の在り方を考えていくことが必要になってくると思う。

司会:ESDは学校教育において、各教科の中で盛り込まれて教えられている印象があるが、具体的な例を説明していただければありがたい。

松岡:ESDというより、学校の教科書の中で、この部分はSDGsの何番、この部分は何番に関係しているということを意識して教えるようにしている。小学校1年から中学校3年まで、すべての教科で横(時間的な)のつながり、そして教科間のつながりも、SDGsあるいはESDとのつながりを意識して教えるように今後も進めて行くことになる。

司会:地域の中には色々貴重な体験を持った人がいると思うが、そういう人に学校で話してもらうことができれば、子ども達もいい勉強になると思う。そういった人材リストを作成したり、活用する体制づくりはできるだろうか。

松本:市全体でというよりもまず地域でということが実際的であると思うが、上宇部地区などでは、すでに人材バンクをつくって活用しようというような動きもとられている。
 また社会教育の観点からも、地域の人達にもお願いし、自分たちも人材を探していきたいと考えている。

司会:次年度もESD事業の推進に取り組んでいかなければならないが、ESDは単なる環境教育より広い分野をカバーしなくてはならず、環境政策課のみならず、教育委員会はもとより、SDGs推進センターも主体的にかかってもらわないと我々も高齢化が進んでいるので持続可能ではない。ぜひこの点についてご理解頂きたい。また、教育現場のご経験の豊富なリタイアされた先生方がこれらの活動に加わっていただき、我々に教えていただければありがたいと思う。

会場からの質問:
Tu:皆さん、ESDの重要性は認識されているが、教科の中で組み入れていくというだけでは不十分である。宇部工業高校では50時間もの長い時間を割いて、ESDに力を入れている。結局従来の知識伝達型の教育のままということになるのではないか。

松岡:先生方が各教科の中で、SDGsを意識して、何のためということを考えて授業をすることで、かなり効果が期待できると思う。小・中学校今の場合であるが、学習指導要領の中では、それが主体とならざるをえない。

Ta:小羽山小学校では総合的な学習の時間を当てようと思っているが、その具体的なテーマ・内容をどうするかについては、環境学習、国際理解など、SDGsも範囲が広いので、探求力をつけるためにどうすべきか 議論中である。

Ma:主体的に問題を解決する力をつけることは重要であるが、小学校から、高校まで12年間のうちに総合的な学習の時間や各教科の中で、うまく組み合わせていくことだろうと思う。

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