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壱岐市の海岸漂着ごみの回収事業について
2024年07月21日
壱岐市の海岸漂着ごみの回収事業について紹介します。
とくにボランツーリズムin壱岐はしまおこし応援隊「チーム防人」が2011年以降毎年、長崎県・壱岐市と連携して継続的に活動が行われているようです。そのほか、席の写真の壱岐高校インターアクトや壱岐ロータリークラブ等による活動も継続的におこなわれています。
辰の島は壱岐の西北端に位置する自然豊かな離島です。
事前にGoogleMapのStreetviewを視たり、国際会議終了後のエコツァーでも、予想したようなごみが散乱した海岸をあまり見ることはできませんでした。
しかし、勝本漁港から西の方に移動した北部西寄りの湯ノ本港の埠頭に沢山のフレコンバッグが置かれていて、回収されたごみではないかと思われました。
帰宇後、勝本漁協や、壱岐市環境衛生課に連絡して、関連情報を送っていただきました。
主に長崎県の補助を受けて行われている事業のようですが、2022年度の壱岐市の海岸漂着物等回収処理実績は、最下欄に示されている通り、221トン、1968 m3、動員人数は1507名と報告されています。
紙面の都合で、前後しますが、参考までに右上の図は壱岐と対馬の位置関係を示しておきます。
次の表は、2009年以降の海岸漂着物回収処理実績をまとめたものですが、R2年からR4年の3年間の平均では、費用は5,600万円、回収量は1.852 m3 、208.4トンとなっています。
これらの値は、漁業者に委託して回収運搬されたものも含む値であると思われます。
これらのゴミは壱岐市の場合、すべて長崎県本土に送られて処理処分されるとのことでした。
なお参考までに紙面の都合で、小さくて恐縮ですが、右側の表は、日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃事業の2023年度の実績を示しておきます。これも2010年度から実施されているそうですが、山口県も加入しています。
https://japan-korea-strait8.org/list/seisou/
日本の4県の回収量計は634トン、韓国4道・市の回収量は1088トンで参加者1人当たりの回収量はそれぞれ、8 kgと104 kgで大きな違いがあります。日本側740か所、韓国側307か所と個所数が多いのにも驚きますが、相対的に日本の方が相対的に漂着量が少ないということでしょうね。
このブログの内容は、なんとなくすでに報告していたのかと思っていましたが、かろうじて補助金をいただいた山口県環境保全事業団への実績報告書を作成するのが精いっぱいで、この度それに気づき、遅ればせながら、駆け足で、まとめさせていただきました。
(文責:浮田)
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