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「日本の最終講義」という本、色々参考になります。

2023年06月09日

登場される人物は、鈴木大拙、中村 元、小泉八雲など、すでに他界された著名な方々で、出版年もかなり前かと思っていましたが、2022年2月初版発行です。

ストレスの大きい、先が見えないこの時代、ひきこもり約146万人{https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230331/k10014025851000.html)、小中学校生の不登校24.5万人(https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf)等、情緒不安定や精神を病む人が多いと感じるので、東大医学部教授も務められた精神医学者土居健郎さんの最終講義の部分を読みました。

その中で出ていた図、同氏の「方法としての面接」という本に書かれているようですが、わかりにくいところがあるので、すこし調べてみました。

身体の診断も難しいでしょうが、精神の診断はもっと難しいのは容易に想像できます。

パラノイア圏は偏執症、被害妄想的な傾向か。「わかっている」というのは、自分はわかっているといった思い込みという意味でしょうか。
分裂病(統合失調症)圏「わかられている」は、自分はわかられているとの思い込みか、
躁鬱病圏「わかりっこない」はわかられることを期待しないということか。
神経症圏「わかってほしい」は、ネガティブ思考で、苦しさを分かってほしいといった意味でしょうか。
精神病質圏(社会に適応するのがむずかしい、パーソナリティ障害?)「わかられたくない」は、自分の弱点を知られたくないということか。

自分が精神科医の面接を受けたとして、どういう風に思うのか、また先生にどう映るのか、今の自分はどのあたりに属するのか、興味をもったのですが、なかなか難しいですね。まあ、パラノイア圏か、神経症圏あたりでしょうか。

ネットで調べている中で、土居先生は「「甘え」の構造」という本も書いてられることを知り、また少し興味をもちました。

読んだ後の感想を投稿するサイトがあり、この本には多くの感想が寄せられていました。

以下、そのごく一部を示させていただいたものです。

甘えは日本の文化になじんだものであり、西欧には該当する言葉がないということです。

自分が成人してシルバー世代になってしまって思うのかもしれませんが、今の若者達は、甘やかされて育ったためか、物事に取り込む態度があまいように感じます。

そういえば、土居先生の世代に近い考え方かもしれません。

一方で、昔の日本は、甘えらえられるあたたかさがあったが、現在は甘えさせてくれる人もいない世知辛い世の中になっているという意見もなるほどと思わされます。

そのためもあって、ネットで似たもの同士が、なぐさめあったり、自分の発信にイイネ!を期待したり、ネトウヨ、neトサヨ?に分断したり、政党間で健全な議論が見られないなどにも通用する構造なのかもしれないと思ったりします。


いずれにしても、今年度は、こんな読書感想会を「銀天かたりば」としてそれぞれ興味の異なるテーマについて、世代間の対話ができればうれしいなと考えています。

銀天エコプラザの活性化についても、若い活力の補充、関係者の多様化や世代交代が色々待ったなしの状況になっています。湖のような動きも突破口の1つにできればと思っています。

ご興味ありましたら、是非お気軽に相談いただければと思います。0836-39-8110(文責:浮田)

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