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オーガニックフェアで西本葉子さん講演「山口市で有機給食の取り組み」を聴く

2022年12月13日

 11/27(日)宇部市北部の農業地区、万倉ふれあいセンターにて、オーガニックフェアが開催されました。広いホールに土付き野菜、果物、加工食品などいろいろ並び、市民があれこれ買い物したり、作り手農家の方とお話したりの楽しい交流の機会でした。クイズに答えてお得なプレゼント、舞台ではしめ縄作り体験もあり。
 「やまぐち食育くらぶ」代表、食育指導士の西本葉子さんの講演「山口市で環境保全型農作物を活用した有機給食の取り組み」を聴きました。
#有機給食 #オーガニック給食 #食育

 食育基本法は文科省の政策でもあるが、農林水産省の管轄になっていて、第4次食育推進計画の中で、環境配慮型農業が大切です。食育は知育、体育、徳育を支える役割、確かにおなかが空いて、栄養不足では学ぶ意欲、土台が脆弱になりますね。
 西本さんは家庭科教育の支援活動もされ、最近の子どもは朝ごはん食べてこない、食事はインスタント、カップ麺やスナック、コンビニ弁当、ジュースなど、家庭に食卓の無い家もあるとのこと。
 おにぎりなど、加工食品には表示されない添加物もあり、例えば、ごはんにふくら日持ちを良くするPGプロピレングリコールという酸化防止剤も入っている。栄養素では炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラル、食物繊維などあるが、白米より玄米の方が栄養豊か、塩でも国の作るイオン膜塩は安いが天然塩やにがりの入った塩の方がミネラル豊か。

 山口市には有機農業推進協議会があり、市の農政課や教育委員会と協力して、今年度はじめて、小規模な仁保小学校でエシカル給食のモデル実施できた。エシカル給食というのは、SDGsの取り組み、倫理的で思いやりの心を育てるため、地産地消で環境保全型の農産物を活用している。仁保小学校と中学校、こども園を入れて、200食。かぼちゃ6kg、なす4kgくらいの量。
 年に1回から、来年は季節に合わせて6月、10月、1月が目標。季節野菜をもとに献立を作り、農家でじゃがいも年間に何kgなど、給食に使うよう作付けしていきたい。畑に行く食農体験も大切です。

☆オーガニックやまぐちHPはこちら(西本葉子さん/うっきーの突撃レポートあります。)
https://organic-yamaguchi.info/

 山口市で実現した有機給食モデル事業を、是非、宇部市でもやってみませんかと、そのための働きかけの方法、ヒントを西本さんの子どもたちへの思いやりあふれる、元気な声で聴かせてもらいました。市長さんへのお願いの手紙も、あれもだめ、これもだめと苦情を言うのでなく、「このまちはこんなにオーガニックの農家さんが頑張っていて、農政課と協力してフェアも成功している、そこで、是非もう一歩、学校給食に一日でもオーガニックの日を実現したら、子どもたちが喜び、成長する、、、」など。なるほど!
 

 万倉ふれあいセンターの玄関では、山口県立宇部西高校(農業科)の生徒募集停止の県教委方針に対して、異議申し立て、反対署名の活動が行われていました。園芸科など、生徒の学びが地域にも好循環していて、農業を支える人材育成は今こそ、これからもっと大切なのにと、同窓会挙げて支援活動しているそうです。子どもの減少で学校運営も厳しいと思いますが、もっと存続の可能性を支えていきたいですね。
(文責:村上ひとみ)

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