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瀬戸内海などの海岸漂着ごみと海底ごみのこれまでの調査結果について(その2)
2022年10月08日
前報のつづきとして、広島県の報告書中、西部地域には、広島湾のカキ養殖を排出源とする漂着ゴミとして、プラスチックパイプの長いもの、短いもの、カキ筏に使用される大きい発泡スチロールのフロート、同じく竹材の破片の写真が示されています。
なお、カキ養殖用のプラスチックパイプは山口県の海岸にも、多く漂着します。
広島かき生産対策協議会では2000年度から実施している買取制度の紹介です。当社再生可能というか再利用可能なパイプと、付着したフジツボなどを落とした上で、そのままでは使えない企画外のパイプに分けて、前者は5kg800円、後者は200円の買取価格となっていました。
しかし2019年10月からは洗浄や選別なしの無条件でm5kg500園という買取価格に変更されたとおいうことです。
近くであれば、車で運んでいけばいいですが、山口県など遠いところからは、運送代金もかかり、そう簡単ではありません。
生産者としては、もっと元から排出をしない努力をすべきであると思います。
関連して、前後しますが、岡山県の漁業関係者によって回収された海底ごみの処分方法について、詳しい情報がまとめられていますので、その一部を引用しておきます。
岡山県では、各漁港に回収された海底ごみの保管場所が設けられており、処分方法として、適宜、県や市町が関与して、図に示された4つのタイプがあるようです。
たとえば、タイプ①では、市職員又は市の許可業者が収集し、処理してくれるもので、
市町が処理できない処理困難物については、県が対応してくれるということです。
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/394729_2336994_misc.pdf
さて、これら12枚の写真は、水環境フォームで、下尾さんから紹介のあった、「地方公共団体向け漂着ごみ組成調査ガイドライン」にも紹介されている、漁具類の例が示されています。https://www.env.go.jp/content/900543326.pdf
浮子や浮標ブイにも色々な種類があります。 ウレタン製のブイもあります。
カキ養殖用のパイプも長いもの、短いもの、ワッシャー状のものもあります。その他釣り糸やルアーのほか、漁網、ロープ類もよく見られます。
最後に、大きなポリタンクなどに中身の液体が入ったような、漂着ごみも時々、見られるので、十分注意して扱う必要があるということが、山口県のパンフレットにも示されています。
下尾さんのお話では、ペットボトルに入った液体が、尿であることもあると言うことです。参加者から、国道沿いのコンビニ近くの、ポイ捨てごみの中にもそのようなペットボトルが見られるといコメントもありました。(その3につづく)
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