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2021年度第3回ESD研修会の報告その3です。

2022年04月11日

参画団体活動紹介その2
環境サポートメイツの会 会長 安井敬子さん

同会は、平成17年(2003年)に宇部市の焼却炉がガス化溶融炉という方式で新設され,
当時その方式が珍しかったので、全国から見学が殺到し、年間7千人を超えたこともあるそうです。職員がその案内に追われて、過労になるという状況であったとのことです。そこで、宇部市の依頼を受けて、知り合いに声をかけて10人程度集まり、結成されたということです。

主な活動としては、市内の小学校4年生が授業の一環として、環境保全センターやリサイクルプラザを現地見学する際の案内と、宇部市の環境に関するとり組みをDVDやパンフレットを活用して、わかりやすく説明されています。
わかりやすくということではずいぶんいろいろな工夫をされているそうです。

教室では体験できない、「ごみの臭い、その量、施設で働く人の苦労、分別の大切さなどを自分の目で見る」ことにより、子ども達にとってはとても貴重な体験になるようです。
子どもたちは目をキラキラさせて一生懸命に聴いてくれるそうです。

会員は10名ということで、宇部市内20校以上の生徒約1400名を案内するのに、人数の多い場合には5名が対応しなくてはならず、時期も5,6月および秋の運動会シーズン辺りに集中するということです。またコロナの影響で、小グループに分けて、ソーシャルディスタンスを確保しなくてはならず、1学年100人を超える学校もあるので、スケジュールの調整にずいぶん苦労されているそうです。このほか自治会関係の見学もあり、時には近隣の市外からの見学もあるとのことです。

全国的にボランティアが案内をするのは珍しいということですが、やはり年々高齢化が進み、新しいメンバーの募集をするけれども環境と聞いただけで、拒否されることが多く、中には免許も返納されて、歩いて来られる人もいるそうです。それでもみんな続けているのは、子どもたちから元気をもらうからということでしょうか。

参画団体活動紹介その3
うべ交通のまちづくり市民会議 会長 村上ひとみさん

同会は2010年設立され、会員は当初25名でしたが、半分程度になっているそうです。活動としては、2011年より2019年には、自転車まちづくりシンポジウムを毎年開催し、2014年からは毎年自転車ブックレットを市内の中学3年生に配布を続けています。

左下の図の15歳以上の自転車による通勤・通学手段は、通学では57.6%、通勤では9.5%と少なく、自動車通勤が79.5%と圧倒的に多くなっています。
絶対数で見ると、下に示されているように、自転車通学者5,180人、自転車通勤者も6,848任と意外に多くなっています。

ここ数年来、高校生と通学路を実際に走って点検し、ワークショップを行ったり、道路管理者を交えた意見交換会を開催し、このような地道な活動が、自転車レーンの設置の普及や2020年9月に策定された宇部市自転車活用推進計画にも結び付いたのだと思われます。

今年度高校2年生を対象に実施されたアンケート調査では、左側通行を守っている人の割合は78%、22%が気にしていない。自転車矢羽根の自転車レーンを通行している割合は、時々通行を含めて68%です。

また、左側通行を守っている生徒は、自動車・歩行者との事故、ヒヤリハットの発生率が低いという結果が示されています。

今後の活動の方向性として、自転車ネットワークの整備にさらに努力し、同時にルールを守る啓発活動を継続し、できれば学校運営協議会の理解と協力も得て、高校生と中学生の交流も考えていきたいといった課題があげられました。

特別講演のお話はもとより、3つの参画団体の活動も、それぞれ頑張っておられることがわかりました。特別講演後の議論でもありましたが、これらすばらしい取り組みを、いかに浸透させ、全ての子供たちが享受できるようにすることが、非常に重要な課題であることが認識されました。

ご多忙の中、貴重なお話をいただきました、主塔様はじめ皆様方に厚くお礼申し上げます。

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