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JICA広報誌mundi No.88 2021.1 より 「みんな違って当たり前」
2021年02月11日
mundi はラテン語で世界という意味だそうです。2021年1月号の特集「未来の社会を創る」のウスビ・サコさんによるプロローグの紹介です。
日本は「同調圧力」が伝統的に強い国です。学校教育でも小学校、中学校、高校と学年が進むにつれて、個性がむしろ摘まれていく傾向があるのではないでしょうか。
金子みすずの「みんな違って みんないい」 はよく知られていますが、「みんな違って 当たり前」 か。
ところでサコさん、日本人の女性で、たまたまアフリカで生まれた根っからの国際人で京都精華大学の学長になられたんだと思いきや、ネット検索してみたら、なんと生粋のアフリカ人しかも男性でした。
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/okan07
人間同士、「多様性を認め合えば、その人の見えなかった面を発見でき、そこから学ぶことができるはず。新しい共創の関係が生まれるはず・・・」 というのはその通りでしょうが、なかなか人間関係そううまくいかないことが多いです。
上のおかんのインタビューブログでも 「曖昧な領域を容認すればもっと心豊かに生きられる」 はサコさんの専門の住環境の共用空間研究に関するものでしたが、人間関係のソフト面でも現在はすこしぎすぎすしすぎているかもしれません。
子ども達に対して、いきなり 「世界では・・・」 などと切り出すよりも、自分の隣にいる友達を理解するための、お互いを認めることの大切さを、わかりやすく教えるほうがいい。次第に地域や日本の多様性を考え、やがて世界の多様性にも思いを馳せていく・・・。たしかに、大事な指摘だと思います。
また、若い人達には、海外を体験することも、多様な価値観や、自分をとりまく環境を理解するためにも重要であることを指摘されています。
これからは多文化共生の時代、世界でも、コロナ禍を受けて、排他的、独善的な方向に行く国も見られますが、身近な人間関係も、もうすこし大らかに心豊かに生きたいものだと思います。
上述のインタビュー記事、なかなか内容があって面白いです。
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