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スーパーによる容器包装ごみの店頭回収について
2020年12月30日
スーパーによる容器包装ごみの店頭回収について
よく利用するスーパーの店頭に容器包装ごみの一部を回収しているところがあります。
5種類の品目が受け入れ可であり、できるだけリサイクルしやすいよう、嵩を減らした上で、再生品の質を低下させるようなものは、それぞれに回収できない物として例示されています。
おそらくアルミ缶は一番資源価値が高いものでしょう。
スチール缶はアルミ缶より資源価値は落ちますが、同様です。
ただ、嵩を減らすのはアルミ缶より簡単ではないので、要求されていません。
ペットボトルは、蓋とラベルは外した上、嵩を減らして持ち込むようになっています。
数は少ないですが、色つきのペットボトルや洗剤用のペットボトルもあるようですが、これらは回収できないものとして上げられています。
紙パックもキャップを外した上で開いて、嵩を減じた形で持ち込むようになっています。
注ぎ口のついたままのものや、やはりリサイクル時に支障がある洗剤容器や内側にアルミ箔など複合材料となっているものは、回収できないものと例示されています。
特徴あるものとして、発泡スチロールのトレーの回収がされています。まあいいことですね。
おそらくこのスーパー自体が毎日多くのトレーを使用しており、メーカーからの納入の帰り便にメーカーが回収するシステムになっているのではないかと思われます。
しかし、これも同様に随分多くの回収できないものが例示されています。
私つくる人、私売る人は、売れることを第一義にして色んな容器を使うでしょうが、本来は、容器包装はできるだけシンプルにリサイクルしやすい容器を使うようにすべきではないでしょうか。
要は、適正処理のための費用を、炭素税や廃棄物処理費用の負担などを通して生産者、流通業者、消費者がすべて適正に負担する経済システムが確立される事だと思います。
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