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最近読んだ本の紹介 15の夏 佐藤優著

2020年09月13日

 コロナ禍でなかなか旅行にも行けない今日この頃であるが、現在日本を代表する知の巨人の一人として活躍されている佐藤優さんが高校合格のお祝いとしてご両親からソ連、東欧旅行に出かけるチャンスをもらい、その貴重な体験が生々しく語られているのが本書の魅力である。
1975年夏の旅行から40年近く経った時点で、記憶を頼りにして描かれたものだがその後の人生を決めたともいえる旅だった。
当時、ほとんど情報の入らなかった国々を廻って見聞を広めた著者の旅が追体験できるくらい驚くほど詳しく記録されている。特に食べた食事の内容や出会った人々の印象についての観察力はとても15歳のものとは思えなかった。
文庫版で上、下巻合わせて1000頁を優に超える分量があるが、次の展開が気になり、深夜まで読みふけってしまう経験を久しぶりにした本でもある。

目次  (上巻)          (下巻)
第1章  YSトラベル   第6章  日ソ友の会
第2章  社会主義国   第7章  モスクワ放送局
第3章  マルギット島  第8章  中央アジア
第4章  フィフィ    第9章  バイカル号
第5章  寝台列車    第10章  その後






本書を読まれた方はぜひ著者と高校1年の時、同級生だった豊島さん(文庫版P38他登場)との出会いと別れについて書かれた「友情について 僕と豊島昭彦君の44年」も読んでほしい。
豊島さんは著者がこの長い旅に出かける時にクラスでただ一人羽田空港まで見送りに来てくれた友人
だった。

P.S.両親については「先生と私」(文庫版あり)に詳しい紹介があります。

                                 (文責 山本和毅)

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